男子テニスのマスターズ大会、マイアミ・オープン男子(アメリカ/マイアミ、ハード、賞金総額5,381,235ドル、優勝賞金900,400ドル)は2日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が第6シードの
D・フェレール(スペイン)を7-5, 7-5のストレートで下し、準決勝進出を決めた。
両者は今回が19度目の対戦となり、ジョコビッチはフェレールとの対戦成績を14勝5敗とさらにリードを広げた。
この試合、ジョコビッチはファーストサービスが入った時に82パーセントと高い確率でポイントを獲得し、第1・第2セットともに2度ずつブレークに成功し、1時間53分で勝利をおさめた。
準決勝でジョコビッチは、第22シードの
J・イズナー(アメリカ)と対戦する。
ジョコビッチとイズナーは、先日のBNPパリバ・オープン男子でも対戦しており、その時はジョコビッチが勝利をおさめている。
ジョコビッチは過去同大会で、2007・2011・2012・2014年と4度タイトルを獲得しており、昨年は決勝で
R・ナダル(スペイン)に勝利しての優勝となった。
《昨年同大会の記事はこちら》今シーズンは全豪オープンで優勝を飾ると、ドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権男子では準優勝、先日行われたBNPパリバ・オープン男子では大会2連覇を達成しており、今季は2勝をあげている。今回は大会2連覇で5度目の優勝と今季3勝目を狙う。
一方、敗れたフェレールは、今季すでに3勝をあげているが、先日行われたBNPパリバ・オープン男子では
B・トミック(オーストラリア)に敗れて4回戦進出を前に姿を消した。
今大会は初戦となる2回戦で
F・デルボニス(アルゼンチン)、3回戦で第26シードの
L・ロソル(チェコ共和国)、4回戦で第12シードの
G・シモン(フランス)を下し、ジョコビッチとの準々決勝に駒を進めるも敗れてベスト8となった。
また、同日行われたシングルス準々決勝では、第4シードの
錦織圭(日本)が第22シードのイズナーと対戦し、錦織は208cmの長身から繰り出されるイズナーのサービスを崩すことが出来ずに敗れ、2年連続の準決勝進出とはならなかった。
錦織がイズナーに勝利していた場合、錦織は準決勝でジョコビッチと対戦することとなっていた。
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