男子テニスツアーのソニー・オープン男子(アメリカ/マイアミ、ハード)は30日、シングルス決勝が行われ、第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が第1シードで世界ランク1位の
R・ナダル(スペイン)を6-3, 6-3のストレートで下し、大会4度目の優勝を飾った。また、今回の優勝はキャリア通算43勝目となった。
決勝戦、ジョコビッチはファーストサービスが入った時に85パーセントの高い確率でポイントを獲得し、ナダルに1度もブレークを許さないサービスゲームを展開。さらに4度のブレークチャンスから3度のブレークに成功し、1時間23分で優勝を決めた。
第1セットを先取したジョコビッチは、第2セットの第1ゲームでナダルのサービスゲームをブレークして勢いに乗った。
今回の対戦でジョコビッチはナダルとの対戦成績を18勝22敗とした。
ジョコビッチは3月中旬のBNPパリバ・オープン男子でも優勝しており、今回で今季2度目のタイトル獲得となった。
一方、敗れたナダルは大会初優勝を狙ったが、今回で4度目の準優勝となった。
今大会は日本勢から
錦織圭(日本)が第20シードで出場し、4回戦で第4シードの
D・フェレール(スペイン)、準々決勝では第5シードで元世界ランク1位の
R・フェデラー(スイス)を破り、大会初のベスト4進出を果たした。
《錦織がフェデラー下す番狂わせ、ジョコビッチ戦へ<ソニー・オープン男子>》しかし、ジョコビッチとの準決勝を前に左足の付け根の負傷により棄権を申し入れた。
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