男子テニスのマスターズ大会、マイアミ・オープン男子(アメリカ/マイアミ、ハード、賞金総額5,381,235ドル、優勝賞金900,400ドル)は2日、シングルス準々決勝が行われ、第4シードの
錦織圭(日本)は第22シードの
J・イズナー(アメリカ)に4-6, 3-6のストレートで敗れ、2年連続ベスト4進出とはならなかった。
この試合、錦織はコイントスに勝利しリターンを選択する。
第1セット、序盤は両者サービスキープが続くが終盤第9ゲーム、錦織が0-30とイズナーのサービスゲームでポイント先行するがイズナー得意のサービスでしのがれる。
直後の第10ゲームでイズナーにフォアハンドのダウンザラインを決められ0-30、錦織のフォアハンドがフレームショットとなり0-40とピンチを迎えると最後はイズナーのフォアハンドが運悪くネットインとなり、ブレークを許したと共に今大会初めて錦織はセットを落とした。
イズナーのサービスで始まった第2セット、錦織は第2ゲームでもイズナーにブレークを許し後がなくなる。
第4ゲームではイズナーに3度のブレークチャンスを許すが何とかサービスキープに成功し、反撃のチャンスを伺うがこの日のイズナーはビッグサーブに加えフォアハンドも絶好調、イズナーは第9ゲームを最後はサービスエースを決めキープし、錦織はブレークチャンスを掴むことなく1時間10分で敗れた。
勝利したイズナーは、ネットインでブレークに成功、第1セットを先取し勢いをつける。第2セットでも先にブレークに成功し、試合通じて13度のサービスエースを決め錦織を圧倒した。
両者は初対戦となり、勝利したイズナーは準決勝で第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と第6シードの
D・フェレール(スペイン)の勝者と対戦する。
地元のイズナーは同大会初のベスト4進出で、今大会は第9シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)、第5シードの
M・ラオニチ(カナダ)を下し快進撃を見せている。
昨年は
R・フェデラー(スイス)を破りベスト4進出を果たした錦織は2年連続ベスト4進出を逃し、初の世界ランク3位浮上は持ち越しとなった。
しかし、D・フェレールが準優勝以下の場合は6日に発表される世界ランキングで自己最高位4位となることが決まる。
《錦織vsイズナー 1ゲーム速報》
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