男子テニスのマスターズ大会、マイアミ・オープン男子(アメリカ/マイアミ、ハード、賞金総額5,381,235ドル、優勝賞金900,400ドル)は26日、シングルス1回戦が行われ、再手術から復帰した元世界ランク4位の
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)は
V・ポスピシル(カナダ)に4-6, 6-7 (7-9)のストレートで敗れ、2回戦進出とはならなかった。
両者は今回が初めての対戦となった。
この試合、デル=ポトロはポスピシルに13本のサービスエースを決められ、ファーストサービスが入った時に91パーセントの確率でポイントを取られた。さらに、デル=ポトロは2度のブレークを許して1時間57分で敗れた。
デル=ポトロは昨年3月に左手首の手術を受け、手術後はリハビリと練習に励み、早期復帰を目指していた。その後今年1月にはアピア国際シドニーで約11ヶ月ぶりとなるツアー復帰を果たすも全豪オープンを欠場し、痛みを取り除く手術を受けてリハビリを受けていた。
先日行われたBNPパリバ・オープン男子に、再手術後初めて大会に出場する予定となっていたが欠場しており、復帰戦となった今大会は1回戦でポスピシルに敗れて勝利とはならなかった。
《再手術の記事はこちら》また、デル=ポトロは黒塗りラケットを使用して今大会に臨んでいた。
過去同大会では、2009年に準々決勝で
R・ナダル(スペイン)を破ってベスト4を果たしている。
一方、勝利したポスピシルは、先日行われたデビスカップ ワールドグループ1回戦、日本との対戦でカナダ代表として選出され、初日は
錦織圭(日本)に敗れるもその後ダブルスで勝利をあげ、勝敗のかかった第5試合では
添田豪(日本)を下してチームを勝利に導いた。
《2勝ポスピシル「結果を残せた」》2回戦でポスピシルは、第9シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。
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