男子テニスのマスターズ大会、マイアミ・オープン男子(アメリカ/マイアミ、ハード、賞金総額5,381,235ドル、優勝賞金900,400ドル)は26日、シングルス1回戦が行われ、元世界ランク8位の
M・ユーズニー(ロシア)が
A・ゴルベフ(カザフスタン)を4-6, 6-2, 6-3の逆転で下し、第4シードの
錦織圭(日本)との2回戦に駒を進めた。
この試合、ユーズニーはファーストサービスが入った時に79パーセントの確率でポイントを獲得し、ゴルベフのサービスゲームを4度ブレークに成功して1時間56分で勝利を決めた。
32歳のユーズニーは、現在世界ランク64位だが2008年1月に自己最高位となる8位を記録。ツアーでは10勝をあげており、最後に優勝を飾ったのは2013年のバレンシア・オープンとなっている。
《ユーズニー優勝の記事はこちら》先日行われたBNPパリバ・オープン男子では、1回戦で世界ランク146位の
V・ハネスク(ルーマニア)に敗れて初戦敗退。
過去同大会では、2010年に
M・フィッシュ(アメリカ)を下してベスト8進出を果たしており、この時の成績が同大会での最高成績となっている。
錦織とユーズニーは、2013年のゲリー・ウェバー・オープンで1度だけ対戦しており、その時はフルセットの末に錦織が敗れている。
《過去同大会の記事はこちら》今回マスターズ初の第4シードとして出場する錦織は、昨年同大会で
G・ディミトロフ(ブルガリア)、4回戦で
D・フェレール(スペイン)に勝利し、準々決勝では
R・フェデラー(スイス)を下す快進撃を見せ、大会初のベスト4進出を果たした。その後の
N・ジョコビッチ(セルビア)との準決勝は左足の付け根の負傷により棄権している。
《昨年同大会の記事はこちら》錦織とユーズニーの試合は、28日(日本時間29日)に行われる予定となっている。
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