男子テニスのマスターズ大会、BNPパリバ・オープン男子(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、賞金総額5,381,235ドル、優勝賞金900,400ドル)は18日、シングルス4回戦が行われ、第5シードの
錦織圭(日本)は第12シードの
F・ロペス(スペイン)に4-6, 6-7 (2-7)のストレートで敗れ、大会初のベスト8進出を逃した。
第1セット、先にブレークチャンスをつかんだのは錦織だったが活かせず、ロペスに第10ゲームで1度のチャンスでブレークを許し第1セットを落とす。
ロペスのサービスで始まった第2セット、第4ゲームで錦織は0-30から追いつくがポイント連取され、このセットも1度のチャンスで先にブレークを許す。
ブレークしたい錦織は第7ゲーム、バックハンドを決め0-40とチャンスが訪れる。しかし3度目のチャンスでバックハンドのダウンザラインは惜しくもアウトしデュース。ロペスのダブルフォルトで再びチャンスが訪れ、ネットに詰めたロペスに対しバックハンドのパッシングショットを放ち、ロペスがボレーをネットにかけ錦織がこの試合初めてブレークに成功し、ブレークの数でロペスに追いつく。
第8ゲームをしっかりキープした錦織は第12ゲームで30-30と追いつかれるがここから2ポイント連取しキープし、タイブレークへ突入する。
タイブレークに入り、錦織は3ポイント目で痛恨のダブルフォルトを犯し1-2とリードを許す。
しかし4ポイント目で錦織のパッシングショットをロペスがボレーをアウトしミニブレークに成功する。
錦織がサービスの6、7ポイント目で錦織は続けてフォアハンドをミスし、ロペスにリードを許す。
サービスを決めたロペスに2-6とマッチポイントが訪れる。最後はサービス&ボレーを決められ1時間35分で敗れた。
両者は6度目の対戦で、対戦成績は3勝3敗となった。
勝利したロペスは準々決勝で
A・マンナリノ(フランス)を6-3, 6-3で下した第4シードの
A・マレー(英国)と対戦する。
■関連記事■ ・錦織 再び4位に浮上なるか・錦織初の16強 元7位に初勝利・錦織 110位下し3年連続3回戦
■関連記事■ ・BNPパリバオープン男子 ドロー・ラオニチ 元5位との対戦へ・フェデラー 全豪の雪辱果たす
■関連動画■ ・錦織と激戦を繰り広げたラオニチ・ツォンガが復調!