テニスのグランドスラム、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、賞金総額17,748,600ドル)は1日、男子シングルス決勝が行われ、第6シードの
A・マレー(英国)は第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)に6-7 (5-7), 7-6 (7-4), 3-6, 0-6で敗れ、全豪オープン初優勝を逃した。
準優勝のマレーは表彰式のスピーチで「まずはノヴァーク(ジョコビッチ)全豪オープン優勝おめでとうございます。素晴らしい記録を打ち立てましたね。そしてトーナメント・ディレクターのクレイグ・タイリーさん、チームの皆ありがとうございます。クレイグをはじめにスタッフの皆さんが力を尽くして大会を支えてくれました。ありがとうございます。」
「そして2週間連続で観に来てくれた皆さん、ありがとうございます。応援してくれて嬉しかったです。なかなか優勝することができませんが応援してくれてありがとうございました。スポンサー各社にもお礼を申し上げます。おかげで大会は大盛況だったと思います。ありがとうございます。」
「チームの皆ありがとう。私たちはものすごい努力を重ねここまで来ました。去年は困難な1年でした。数か月前の自分と比べるとだいぶいいプレーが出来てきているので、もっと頑張りたいと思います。」
「かつては現役で大会を盛り上げたベテランの皆様も会場に足を運んでいただき、ありがとうございます。
R・レーバー(オーストラリア)さんも来てくれていると聞いています。往年の名選手を前にプレーできる事は私はとても光栄です。」
「また来年戻って来れるように頑張ります。そして決勝は違う結果にしたいと思います。ありがとうございました。」とスピーチした。
決勝で敗れたマレーは今回が全豪オープン4度目の決勝進出となり、2010年の決勝で
R・フェデラー(スイス)に、2011年はジョコビッチに、2013年もジョコビッチにいずれも敗れて準優勝に終わっており、4度目の正直で大会初優勝を狙うも敵わなかった。
ジョコビッチとの対戦成績を8勝16敗とし、全豪オープンで4度目の対戦となったが全て敗れている。
現在世界ランク6位のマレーは準優勝したことにより2日に発表される世界ランキングで4位の
S・ワウリンカ(スイス)と5位の
錦織圭(日本)を抜き4位に浮上する。
チームやウエアを一新、さらに婚約を発表し心機一転したマレーの今後の活躍に期待がかかる。
(コメントはWOWOWから抜粋)
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