テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は31日、車いすテニスの男子シングルス決勝が行われ、第1シードの
国枝慎吾(日本)が第2シードのS・ウデ(フランス)を6-2, 6-2のストレートで下し、単複3連覇を達成すると同時に、8度目の優勝を飾った。
この試合、国枝慎吾はファーストサービスが入った時に80パーセントと高い確率でポイントを獲得し、ウデに1度もブレークを許さないサービスゲームを展開した。さらに、4度のブレークに成功して1時間11分で優勝を手にした。
また、今大会のダブルスにも出場している国枝慎吾は、30日に行われた決勝でG・リード(英国)/ G・フェルナンデス(アルゼンチン)を下して優勝を果たした。
《国枝慎吾 複で3連覇8度目V》国枝慎吾は全豪オープンで2007・2008・2009・2010・2011・2013・2014年の出場している大会で単複全て優勝しており、今回単複3連覇8度目のタイトル獲得を果たした。
同日行われた女子シングルス決勝では、第1シードの
上地結衣(日本)がJ・グリフィオエン(オランダ)に敗れ、大会初の優勝とはならなかったが、ダブルスでは2連覇を達成した。
《上地結衣 全豪単初優勝逃す》
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