- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

ジョコビッチ「1番の違いだった」

テニスのグランドスラム、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、賞金総額17,748,600ドル)は30日、男子シングルス準決勝が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が前年度覇者で今大会第4シードのS・ワウリンカ(スイス)を7-6 (7-1), 3-6, 6-4, 4-6, 6-0のフルセットで下し、5度目の優勝へ向けて第6シードのA・マレー(英国)の待つ決勝進出を決めた。

アップダウンの激しい展開となったこの試合、ジョコビッチは第4セットでは集中力が下がりそのセットをワウリンカに奪われると勝敗の行方はファイナルセットへと持ち込まれた。迎えた第5セットでは、ワウリンカの3度のサービスゲーム全てをブレークする猛攻を見せたジョコビッチが2年ぶりの決勝戦へ駒を進めた。

第3セットが終わりジョコビッチがセットカウント2ー1とリードした直後に、セットとセットの間のために警備員がコートに現れたが、集中し過ぎからセットが終わった事に気付かなかったジョコビッチは警備員達の姿に怪訝な表情を見せる場面があった。

「時にはそんな事も起こるもの。高い集中力から無我夢中だったんだ。警備員達がコートに現れた時は本当に集中していたんだ。グランドスラムの準決勝で、おまけに前年度チャンピオンと戦っていた状況さ。多くの感情が沸き上がっていてもおかしくはない。そんな時はスコアだって忘れてしまうものさ。」とジョコビッチは、その時の気持ちを説明していた。

ジョコビッチはグランドスラムでの初優勝を2008年の同大会で飾り、その後2011年から2013年まで大会3連覇を果たしていた。そしてオープン化以降、5度決勝戦へ進んだのはS・エドバーグ(スウェーデン)R・フェデラー(スイス)に次いで3人目となった。

ジョコビッチとワウリンカはこれまで2度この大会で対戦しており、そのいずれもフルセットへもつれる接戦だった。その2試合の合計時間は9時間に及んだが、この日の試合は3時間半と、これまでのような激しいラリー戦にはならなかった。

試合を通してワウリンカは42本のウィナーを決めるも69本ものイージーミスを犯し、ジョコビッチも27本のウィナーを記録するも49本ものイージーミスを犯す荒れた展開だった。

「激しい戦いだった。コートの両サイドからの攻防と言う意味では。ただテニスのレベルとしては、自分が望んでいたものではなかった。」とジョコビッチもベストのプレーではなかった事を実感していた。

これでワウリンカとの対戦成績を17勝3敗としたジョコビッチ。敗れたワウリンカは、昨年この大会でグランドスラムの初優勝を飾ったものの、その後のグランドスラム3大会では準々決勝の壁を越える事はなかった。そのため、来週発表の世界ランクでワウリンカは、9位までランキングが下がる事が決まった。

「そんな事へのプレッシャーはなかった。」と、ワウリンカ。「この2年間でも彼(ジョコビッチ)とは接戦を演じて来たのは確かな事。今日はそう考えるとちょっと不思議な試合だった。彼は勝利に値するプレーをしていたし、決勝を戦うにふさわしい選手さ。 」とジョコビッチのプレーを称賛していた。

決勝戦でジョコビッチは、木曜日に行われた準決勝で第7シードのT・ベルディヒ(チェコ共和国)をセットカウント3ー1で退けたマレーと対戦する。

マレーは以前、グランドスラムのタイトルを分け合って来たジョコビッチ、フェデラー、R・ナダル(スペイン)らとともに“ビッグ4”と呼ばれる選手の1人だった。

そんなマレーはここ全豪オープンでは3度決勝へ進みながらいずれも敗れており、今年は今大会初優勝へ向けて、そして再び“ビッグ4”の称号を得るためジョコビッチとの決勝戦へ挑む。

ジョコビッチはマレーに対して15勝8敗と勝ち越しており、最近の8対戦中7度勝利を飾っている。しかしグランドスラムの決勝戦では、2011年の全豪オープンではジョコビッチに、2012年の全米オープンではマレーに軍配が上がっており、勝敗の予想は混沌としている。

決勝戦へ向けてマレーより休養が1日少ないジョコビッチに対して、体力的な疑問も投げ掛けられている。

「それには問題はない。今日の試合のある時点では次へ向かうのに苦労する場面もあったのは事実。この大会のここまでの試合のように、ファーストサービスで簡単にポイントが取れなかった。それがこれまでの試合との1番の違いだった。」

「それでも特に問題はない。確実に決勝戦には万全な準備をして臨むよ。1度コートに立ったら、疲れているとか具合が悪いとかは本当に忘れてしまうものなんだ。」とジョコビッチは自信を覗かせていた。




■関連ニュース■ 

・ジョコビッチ 昨年覇者撃破
・ジョコビッチ「今のテニスに満足」
・ジョコビッチ ベッカーを語る


■最新ニュース■ 

・錦織 出場予定マスターズ放送
・ヒューイット 引退を示唆
・女子決勝は17時30分から開始


■最新動画■ 

・錦織 圭vsフェレール【ツアー最終戦】
・ジョコビッチvsワウリンカ【ツアー最終戦】
(2015年1月31日11時31分)

Facebookでニュースコメントを投稿

>> テニス365公式Facebookページ
その他のニュース

4月19日

東京でV「最も特別な瞬間」 (21時20分)

「苦しんできた」休養を発表 (16時13分)

ルーネ 昨年王者に快勝で4強 (14時08分)

アルカラス 弟に苦笑「誰に似たんだか」 (11時43分)

好調アルカラス マッチ8連勝で4強 (9時31分)

ズベレフ 3時間超の死闘制し逆転勝ち (8時06分)

4月18日

内島萌夏 世界39位に屈し4強逃す (23時09分)

徳田廉大ら 日本勢3名が4強入り (22時55分)

【1ポイント速報】内島萌夏vsダニロビッチ (20時30分)

シナー 出場停止から復帰へ 練習再開 (18時04分)

ボール貰える!混合団体戦開催! (16時05分)

4試合保証!男子ダブルス大会開催 (15時54分)

内山靖崇 惜敗で4強ならず (13時36分)

【1ポイント速報】内山靖崇vsウォルトン (11時03分)

34歳ゴファン 逆転勝ちで8強 (10時45分)

世界30位 ルブレフの15連勝を阻止 (9時33分)

実力者に快勝 地元大会3度目の8強 (7時56分)

4月17日

望月勇希ら 日本勢7名が8強 (22時53分)

内島萌夏 大逆転勝ちでツアー8強 (22時28分)

世界291位の19歳、快進撃8強 (17時02分)

テニス協会CEOの虐待を告発 (16時13分)

40歳以上限定!ミックスダブルス大会 (15時05分)

内山靖崇 3年連続8強、実力者撃破 (14時32分)

加藤未唯 ペア再結成も初戦敗退 (11時18分)

【1ポイント速報】内山靖崇vsクォン (11時04分)

シフィオンテク8強「最高の感触」 (9時51分)

錦織圭超え記録、ズベレフ8強 (8時39分)

【動画】ルーネがルードのボディにボールを打ち込む瞬間 (0時00分)

【動画】対戦相手も思わず拍手!アルカラスのノールックショット (0時00分)

【動画】ズべレフ 3時間14分の死闘制す 喜び爆発のマッチポイント! (0時00分)

4月16日

望月慎太郎 MP凌ぎ逆転勝ち (23時15分)

内島萌夏 今季クレー初戦白星 (22時13分)

第3シード高橋悠介ら初戦突破 (21時50分)

対戦相手に「臭い」発言で非難殺到 (17時17分)

アルカラス 初戦突破「この大会は特別」 (15時46分)

2連覇狙う内山靖崇、初戦突破 (14時30分)

錦織圭ら 全仏OP出場選手一覧 (12時12分)

【1ポイント速報】内山靖崇vsローゼンクランツ (11時04分)

大坂なおみ 全仏OP参戦【出場選手一覧】 (9時45分)

錦織圭 2年連続全仏OP出場へ (8時04分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!