男子テニスツアーのシティ・オープン男子(アメリカ/ワシントンDC、ハード)は2日、シングルス準決勝が行われ、第2シードの
M・ラオニチ(カナダ)が
D・ヤング(アメリカ)を6-4, 7-5のストレートで下し、大会初の決勝進出を決めた。
この試合、ラオニチは15本のサービスエースを決め、ファーストサービスが入った時に91パーセントと高い確率でポイントを獲得し、ヤングに1度もブレークチャンスを与えない完璧なサービスゲームを展開した。さらに2度のブレークに成功して1時間15分で勝利をおさめた。
決勝でラオニチは、第6シードの
R・ガスケ(フランス)に勝利した
V・ポスピシル(カナダ)と対戦する。
ビッグサーバーのラオニチは、6月のウィンブルドン準決勝で、
R・フェデラー(スイス)に敗れるもグランドスラム初のベスト4入りを果たした。
《ラオニチ4強入りの記事はこちら》先日は、地元カナダ唯一のメジャーリーグ球団、トロント・ブルージェイズ戦の始球式に参加し、得意のサービスを披露した。
《ラオニチ 始球式でサーブ披露》ツアーでは5勝をあげているラオニチだが、今季はまだタイトルを獲得しておらず、今回は今季初の優勝に王手となった。
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