男子テニスで世界ランク2位の
J・シナー(イタリア)は4日に自身のSNSを更新し、8日に開幕するBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)を欠場することを発表した。
>>ルブレフとオジェ アリアシムが決勝 マドリッドOP組合せ・結果<<22歳のシナーは今季、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で自身初となる四大大会制覇を達成。その後は2月のABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)と3月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)でも優勝を果たした。
現在行われているムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)にはマッチ25勝2敗と圧倒的な成績を残し臨むと初戦の2回戦で世界ランク52位の
L・ソネゴ(イタリア)、3回戦で同72位の
P・コトフ、4回戦で第16シードの
K・ハチャノフを下し大会初の8強入り。
しかし、準々決勝を前に負傷により棄権。「ここマドリッドで次の試合を棄権しなければならないのはとても悲しい。今週は臀部が痛くて、徐々に痛みが増してきた。ドクターのアドバイスもあり、これ以上プレーして悪化させない方がいいと判断したんだ。近日中にいくつかの検査を行い、回復については専門医のアドバイスに従う。みんな応援してくれてありがとう」と明かしていた。
そして今回、母国イタリアで行われるBNLイタリア国際の欠場を発表。ムチュア・マドリッド・オープンでの負傷が原因であると明かしSNSで次のようにつづった。
「このメッセージを書くのは簡単なことではないけど、股関節の問題について医師や専門家と再度話し合った結果、残念ながらローマでプレーできないことを発表しなければならない。もちろん、一番好きな大会の1つなので出場できないのはとても悲しい。イタリアの人々の前でプレーできることを楽しみにしていた。数日間ローマに来て立ち寄るつもりだ。応援メッセージをありがとう!全仏オープンに間に合うよう、チームやドクターと一緒に頑張ります。それではまた」
また、3日には世界ランク3位の
C・アルカラス(スペイン)が右腕の負傷によりBNLイタリア国際への欠場を発表しており、世界ランク2位と3位の不在が確定した。
なお、シナーは今後、26日に開幕する全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)への出場を予定している。
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