男子テニスで世界ランク3位の
C・アルカラス(スペイン)は3日にSNSを更新し、8日に開幕するBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)を負傷により欠場することを発表した。
>>ルブレフ、フリッツらマドリッドOP組合せ<<>>シフィオンテク、サバレンカらマドリッドOP組合せ<<20歳のアルカラスは今季、3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)で2連覇を達成しツアー通算13勝目を飾った。しかし、マイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)で準々決勝敗退となるとロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)、そして2連覇中だったバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)を右前腕の負傷により欠場した。
不安の残るなか出場したムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)には3連覇をかけ第2シードとして出場。8強入りを果たしたものの準々決勝で第7シードの
A・ルブレフに逆転負けを喫し大会を後にした。
同試合後の会見で右腕の状態、次戦のBNLイタリア国際出場について「フォアハンドを打つたびにフィーリングが問題ないかどうか、前腕のことを考えてしまう。痛みもなく前腕のことを考えずにいいフィーリングでローマに行きたいなら、努力しなければならない。でも、そうなるには時間がかかると思う」と言及し最後には「ローマでのプレーは大丈夫だと思う」と前向きに語っていた。
しかし、今回SNSを更新したアルカラスは欠場を表明。投稿では「マドリッドでプレーした後、腕に若干の痛みと違和感を感じた。そして今日、いくつかの検査を行ったところ、最近の怪我の影響で、円回内筋(前腕を内側にひねる際に使う筋肉)に問題があった。 残念ながらローマでプレーすることはできない。回復して100パーセント痛みなくプレーできるよう休養が必要となった。とても残念だけどまた来年会いましょう」とつづった。
なお、アルカラスは今後、26日に開幕する全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)への出場を予定している。
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