ガスケ第1シード撃破も4強ならず

ガスケ（マドリッドOP）

画像提供：ゲッティイメージズ

男子テニスのクレディ・アグリコル・エクスプロヴァンス・オープン（フランス/エクサンプロヴァンス、クレー、ATPチャレンジャー）は３日、ダブルヘッダーでシングルス２回戦と準々決勝が行われ、世界ランク１１６位のＲ・ガスケ（フランス）は２回戦で第１シードで同２０位のＡ・マナリノ（フランス）を6-2, 6-2のストレートで撃破し８強入りしたものの、準々決勝で予選勝者で同１３１位のＶ・ヴァチェロ（モナコ）に3-6, 4-6のストレートで敗れベスト４進出とはならなかった。

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３７歳で元世界ランク７位のガスケは今季、開幕から苦戦しツアー４大会で初戦敗退。それでも２月のバーレーン・テニス・チャレンジャー（マナマ/バーレーン、ハードコート、ATPチャレンジャー）で準優勝を果たすと、先月のミレニアム・エストリル・オープン（ポルトガル/エストリル、クレー、ATP250）ではラッキールーザーで本戦入りし８強入りした。

現在行われているムチュア・マドリッド・オープン（スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000）では予選を突破し本戦に出場。１回戦で世界ランク５２位のＬ・ソネゴ（イタリア）にストレートで敗れたものの、現役選手では４人目となるツアー通算１０００試合出場を記録した。

今大会は１回戦で世界ランク１１２位のＨ・マヨ（フランス）を下し初戦を突破。２回戦は悪天候により順延となり、３日に準々決勝とダブルヘッダーで試合が組まれた。

ガスケは２回戦で第１シードのマナリノ相手にブレークポイントを１度も与えることなく完勝し８強入り。しかし、休憩を挟み行われた準々決勝で予選勝者のヴァチェロにストレート負けを喫しベスト４進出とはならなかった。

ガスケに勝利したヴァチェロは準決勝で第３シードのＡ・タビロ（チリ）と対戦する。タビロは準々決勝で予選勝者で世界ランク１３６位のＦ・バグニス（アルゼンチン）を下しての勝ち上がり。