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女子テニスツアーのバクー・カップ(アゼルバイジャン/バクー、賞金総額22万ドル、ハード)は23日に初日を迎え、シングルス1回戦5試合が行なわれ、第3シードのM・ミネッラ(ルクセンブルグ)が予選を勝ち上がった王薔(中国)を6-2, 5-7, 6-3のフルセットで下し順当に初戦突破を果たした。
世界ランク82位のミネッラは、同259位の王薔から第1セットでは2度のブレークを奪いあっさり先取するも、第2セットを接戦の末に王薔に奪われ勝敗の行方は第3セットへと持ち込まれた。
その第3セットで2度のブレークを奪われたミネッラだったが、3度のブレークを王薔から奪い返し、2時間44分で接戦に終止符を打った。ミネッラは2回戦でC・ガルシア(フランス)とM・ドマホウスカ(ポーランド)の勝者と対戦する。
この日はその他の予選勝者が勝利を飾った。A・クルニッチが第4シードのA・フラヴァコバ(チェコ共和国)を6-1, 6-7 (11-13), 6-4のフルセットで、V・ソロビエワがO・サウチュック(ウクライナ)を1-6, 6-3, 7-6 (7-1)の逆転で退け2回戦進出を決めた。
世界ランク213位で19歳のクルニッチは同88位のフラヴァコバに対し、第1セットでは1度ブレークを許すも3度あったフラヴァコバのサービスを全てブレークするなどあっさり先取。第2セットでもクルニッチが5-2とリードし勝利が目前まで迫った。しかしそこからフラヴァコバが反撃に出て、5-4で1度、タイブレークでも5度のマッチポイントを切り抜けたフラヴァコバがセットオールへと追いつく。
しかし勝敗を決める第3セットでは、気を取り直したクルニッチが2度のブレークを許しながらも、3度のブレークをフラヴァコバから奪うと2時間53分でシードダウンに成功し、昨年9月以来となる自身3度目のツアー本戦での勝利を飾った。
同225位で同じく19歳のソロビエワは同206位のサウチュックに第1セットを簡単に奪われたが、第2セットを奪い返し試合を振り出しに戻した。第3セットではサウチュックが2度のマッチポイントを握るも取り切れず、それを凌いだソロビエワが3時間7分のマラソンマッチを制し、自身初のWTAツアー本戦での勝利を手にした。
両者初となるツアー8強入りを懸けて、クルニッチはN・ラチーワカーン(タイ)とL・ポウス・ティオ(スペイン)の勝者と、ソロビエワは第5シードのB・ヨバノフスキ(セルビア)とL・ツレンコ(ウクライナ)の勝者と2回戦で顔を合わせる。
残りの試合ではT・タナスガーン(タイ)が主催者推薦のV・フリンクを3-6, 6-3, 6-2の逆転で、A・クドリャフツェワ(ロシア)も主催者推薦のK・ファルナンドを6-1, 6-0で一蹴し2回戦進出を果たした。
タナスガーンは第8シードのE・ビルネロバ(チェコ共和国)とM・リバリコワ(スロバキア)の勝者と、クドリャフツェワは第1シードのK・ペルバク(ロシア)とJ・コーエンの勝者と、それぞれ2回戦を行う。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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