HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
男子テニスツアーのバルセロナ・オープン・サバデル(スペイン/バルセロナ、賞金総額167万7500ユーロ、クレー)は26日、シングルス3回戦8試合が行われ、第8シードの錦織圭(日本)が第17シードのA・ラモス(スペイン)に7-6 (7-2), 6-3のストレートで勝利、今季3度目となるベスト8進出を決めた。
この日の試合で錦織は、世界ランク43位のラモスを相手に7本のブレークピンチに直面したものの、試合を通してブレークを許したのは第1セット第8ゲームの1度だけと、ラモスのチャンスをことごとく退けた。
タイブレークで第1セットを先取した錦織は、第2セット第2ゲームでブレークに成功すると、3-0とリード。その後はラモスに1本もブレークチャンスを与えることなくサービスキープを続け、2時間12分で勝利を決めた。
全豪オープンとブエノスアイレス大会に続くベスト8入りとなった錦織は、準々決勝でF・ベルダスコ(スペイン)と対戦する。第9シードのベルダスコはこの日、第13シードのK・アンダーソン(南アフリカ)を6-4, 6-4で下し、ベスト8入りを決めている。
22歳の錦織と28歳のベルダスコは昨年の全豪オープン3回戦で対戦しており、その時は当時世界ランク9位のベルダスコがストレートで勝利していた。
今大会のディフェンディング・チャンピオンである第1シードのR・ナダル(スペイン)はR・ファラ(コロンビア)に6-2, 6-3のストレートで快勝、順当にベスト8に名を連ねている。今大会7度目となる優勝を目指すナダルは、準々決勝でJ・ティプサレビッチ(セルビア)と対戦する。第5シードのティプサレビッチは、F・ジル(ポルトガル)に6-2, 6-2で勝利している。
ナダルとの対戦を前にティプサレビッチは「バカバカしく聞こえるかも知れないけど、彼のような選手を相手にするときは、挑戦ではなくて勝利を目指さなくてはなりません。ラファはいつものようにベストを尽くしてくるだろうけど、勝利への道を探します。」と、意気込みを語った。
第2シードのA・マレー(英国)は世界ランク54位のS・ヒラルド(コロンビア)に対し6-1, 6-2と快勝、1時間14分でベスト8進出を決めている。
この日の試合を通して5度のブレークに成功していたマレーは「良い試合でした。彼は今季すでに何試合もクレーコートでプレーしているので、長いラリーが多くなると予想していました。序盤は長いラリーがとても多かったですが、リードを奪って彼にプレッシャーをかけ始めてからは、彼のミスが多くなりました。」と、試合を振り返った。
モンテカルロ・マスターズでは準々決勝でT・ベルディフ(チェコ共和国)に敗れていたマレーは、M・ラオニチ(カナダ)とベスト4進出をかけて対戦する。第11シードのラオニチはこの日、第6シードのN・アルマグロ(スペイン)を6-3, 6-3のストレートで下している。
ツアー屈指のビッグサーバーであるラオニチとの対戦についてマレーは「今日とは全く違う試合になるだろうね。彼は強烈なサーブを打ってくるし、良いゲームプランを持っている。試合をコントロールしてくるだろうから、こちらは堅実なプレーが求められます。少ないチャンスを生かす準備をすることです。」と、次戦についてコメントしている。
この他の試合では、第3シードのD・フェレール(スペイン)がA・モンタネス(スペイン)に6-0, 6-2で、第7シードのF・ロペス(スペイン)がJ・ニエミネン(フィンランド)に6-3, 6-1で勝利している。
今大会の優勝賞金は30万1150ユーロ。
その他のニュース
|
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.