男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は12日、シングルス準決勝が行われ、第13シードの
L・ムセッティ(イタリア)が第8シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)を1-6, 6-4, 7-6 (7-4)の逆転で破り、ATPマスターズ1000で初の決勝進出を果たした。
>>アルカラス、ムセッティら モンテカルロ・マスターズ組合せ<<>>日本vsカナダ BJK杯第1試合 1ポイント速報<<23歳で世界ランク16位のムセッティが同大会に出場するのは5年連続5度目。最高成績は2023年のベスト8となっていた。
今大会は1回戦で予選勝者で世界ランク67位の
ブ・ユンチャオケテ(中国)、2回戦で同28位の
J・レヘチカ(チェコ)、3回戦で同34位の
M・ベレッティーニ(イタリア)、準々決勝で同大会3度の優勝を誇る第6シードの
S・チチパス(ギリシャ)を下し準決勝に駒を進めた。
26歳で世界ランク10位のデ ミノーとの顔合わせとなった準決勝、ムセッティは4度のブレークを許し第1セットを落とす。
それでも第2セット、調子を上げたムセッティは相手のブレークを1度に抑えると、リターンゲームでは2度のブレークを奪い1セットオールに追いつく。
そしてファイナルセット、両者2度ずつブレークを奪い合い迎えたタイブレークでムセッティは2度のミニブレークを果たし、2時間38分の激闘を制した。
ムセッティがツアー大会の決勝に進出するのは準優勝となった昨年9月の成都オープン(中国/成都、ハード、ATP250)以来、約7ヵ月ぶり6度目。決勝では2022年10月のテニス・ナポリ・カップ(イタリア/ナポリ、ハード、ATP250)以来、約2年6ヵ月ぶり3度目のタイトル獲得を目指す。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトに試合後のムセッティのコメントを掲載している。
「いつもスタートダッシュに苦労してリズムを掴むが、今日はアレックス(デ ミノー)のプレーが本当に安定していて、コンディションも厳しかった。雨でスローペースだったし、アレックスの壁を破るのは容易ではなかった。より我慢強くプレーし始めたことが鍵だった」
ムセッティは決勝で第2シードの
C・アルカラス(スペイン)と対戦する。アルカラスは準決勝で世界ランク42位の
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)を下しての勝ち上がり。
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