男子テニスで世界ランク19位の
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)は8月1日にSNSを更新し、自身の試合が他より早い時間帯に組まれたことについて「失望」を訴え、男子プロテニス協会であるATPのスケジュール調整に苦言を呈した。
>>大坂 なおみvsオスタペンコ 1ポイント速報<<>>大坂 なおみ、ガウフら ナショナル・バンクOP組合せ<<26歳のダビドビッチ フォキナは前週のムバダラ・シティ・オープン(アメリカ/ワシントン、ハード、ATP500)で準優勝を飾り、7月28日付ATP世界ランキングで自己最高位を更新。自身初のトップ20入りを果たした。
現在はナショナル・バンク・オープン(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)に出場しており、初戦の2回戦では世界ランク46位の
C・ムーテ(フランス)を下し3回戦へ駒を進めた。
そのダビドビッチ フォキナはこの日、インスタグラムのストーリーズ(24時間で消える投稿)を更新し、現地8月1日に予定されている自身の3回戦の開始時刻について不満を表明。ATPのスケジュールに苦言を呈した。
「今日は、ATPに対する失望と不満を共有したいと思う。明日、すべての試合は12時30分開始なのに、僕たちの試合だけが11時開始に設定されている。僕たちは会場から1時間離れた場所に滞在しているため、良いコンディションで到着するには非常に早起きしなければいけない」
「変更をお願いしたが、返ってきた答えは『すでにチケットや放映権などが売れているので変更はできない』というものだった。またしても、選手のことはまったく考慮されていないのだと痛感した」
「今日は他の選手がこの状況に遭い、明日は僕、そしてその翌日からはまた全試合が12時30分開始に戻る。コートには十分な空きがあるにもかかわらず、11時に試合をするのは僕たちだけ。ATPはいつも『改善する』と言うが、何も変わらない。今回が初めてではないし、内側にいると、外から見えるほど素晴らしくはないことに気づかされる」
近年では試合終了時刻の遅さや過密日程など、スケジュールに対する不満の声がたびたび上がっており、今回のダビドビッチ フォキナの投稿も、そうした課題を改めて考えさせられるものとなった。
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