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ヤンコビッチが敗れ早くも大会を去る◇チャイナ・オープン女子

女子テニスツアーのチャイナ・オープン女子(中国/北京、賞金総額450万ドル、ハード)は4日に、シングルス1回戦残り7試合と2回戦3試合が行われ、第3シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)が予選を勝ち上がったB・ヨバノフスキ(セルビア)との2回戦に登場したが、同胞のヨバノフスキの前に6-4, 2-6, 2-6の逆転で敗れ、上位進出を果たせず大会を後にした。

世界ランク7位のヤンコビッチは、同93位で18歳のヨバノフスキに対して、第1セットこそ力の差を見せつけ先取するも、第2セット以降は形勢が大きく逆転。フェドカップやUSオープンでダブルスを組むなど親しい仲で、手の内を知り尽くしているヨバノフスキが終始試合の主導権を握った。

第2セットはヨバノフスキから1度ブレークを奪うも3度のブレークを許したヤンコビッチは、勝敗を決める第3セットでは、ヨバノフスキのサーブを1度もブレークできず、逆に2度のブレークを奪われて2時間4分で敗れ去る結果になってしまった。

「彼女(ヨバノフスキ)はとても良いプレーをしていた。ベースラインから安定したストロークを打っていて、とても手ごわかった。7月のスロベニア大会で捻挫をしてから、思うようなテニスができずにいて、また元のレベルで戦えるように練習に励みたい。」とヤンコビッチは、ここ最近の不振を語っていた。

ヨバノフスキは「オフコートでもとても親しくて、よく食事も行く仲だから対戦しづらかった。早いラウンドから対戦するなんて本当に運が悪いわ。今日の彼女はベストのプレーではなかった。ここ最近、初戦負けが続いて、この大会にも出場するか迷っていたけど、来て良かった。やっと練習が報われた気分よ。」と喜びを隠せなかった。

自身初のトップ10選手からの勝利を飾ったヨバノフスキは準々決勝進出を懸けて、第15シードのS・ペア(イスラエル)とP・シュニーダー(スイス)の勝者と3回戦で対戦する。ペアはこの日の1回戦で、主催者推薦で出場のS・スンを6-1, 6-2で下しての勝ち上がり。

その他の2回戦では、第13シードのN・ペトロワ(ロシア)がA・ボンダレンコ(ウクライナ)を6-3, 7-5で、M・キリレンコ(ロシア)がG・ドゥルコ(アルゼンチン)を6-2, 3-6, 6-2で倒し、3回戦進出を決めた。

またこの日行われた1回戦では、第2シードのV・ズヴォナレーワ(ロシア)が元世界ランク1位のD・サフィーナ(ロシア)を6-4, 7-6 (8-6)で下し、順当に2回戦へと進んだ。その他のシード勢は敗退する波乱に見舞われた。

前日に前年度覇者のS・クズネツォワ(ロシア)が敗退するなか、A・クルベール(ドイツ)が前年準優勝で第6シードのA・ラドワンスカ(ポーランド)を5-7, 7-6 (7-3), 7-5の逆転で倒し、A・イバノビッチ(セルビア)が第11シードのM・バルトリ(フランス)を6-2, 6-3のストレートで下して初戦突破を果たした。

ズヴォナレーワはA・ペトコビッチ(ドイツ)と、クルベールはB・ザーロバ・ストリツォバ(チェコ共和国)を6-4, 6-4で退けたA・ドゥルゲル(ルーマニア)と、イバノビッチはO・ゴヴォルツォバ(ベラルーシ)と、それぞれ2回戦で対戦する。

その他の1回戦ではS・エラーニ(イタリア)がS・ポン(中国)を1-6, 6-4, 6-1の逆転で、V・ドゥシェヴィナ(ロシア)がE・マカロバ(ロシア)との予選勝者対決を6-4, 6-4のストレートで制して2回戦へ進んだ。

なお、この日行われたダブルス1回戦にはクルム伊達公子(日本)が地元のポンと組み登場。A・アマンムラドワ(ウズベキスタン)/A・クドリャフツェワ(ロシア)組と対戦し、7-6 (8-6), 6-3のストレートで下し、2回戦進出を決めた。2回戦では第4シードで、今季ウィンブルドンとUSオープンを制したV・キング(アメリカ)/Y・シュウェドワ(カザフスタン)組と対戦する。

クルム伊達は森田あゆみ(日本)と組んだハンソル韓国オープンのダブルス1回戦で、第1シードで出場していたキング/シュウェドワ組をフルセットで下している。

クルム伊達は土曜日に行われたシングルス1回戦で、A・メディーナ=ガリゲス(スペイン)をストレートで下しており、5日にシングルス2回戦を行う。2回戦では第7シードのE・デメンティエワ(ロシア)の胸を借りる。

今大会の優勝賞金はシングルス77万5500ドル、ダブルス26万6000ドル。

(2010年10月5日9時44分)
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