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4度目の膝の手術に臨む男子テニス元世界ランク8位のM・フィリプーシス(オーストラリア)が、自身のテニス人生が終わりになるかもしれないことを語った。
全豪オープンのワイルドカードをかけたプレーオフで、右膝を痛めたフィリプーシスは、「現時点では、カムバックは考えていない。家族と自宅で過ごすことを考え始めている。それから妻と一緒に、この先の人生やもう一度復帰するかどうかを判断する。」とコメントした。「正直なところ、度重なる怪我からの復帰は精神的な戦いだということを分かってほしい。」
オーストラリア代表として2度デビスカップを制し、USオープンとウィンブルドンで2度のグランドスラム準優勝を収めているフィリプーシスは、今回と同じ怪我で2007年シーズンを棒に振っており、再度手術すれば回復に2ヶ月はかかるという。
「人生とはそんなものさ。悲しいけど、遅かれ早かれいずれ引退はやってくるもの。もしそうなっても、デビスカップで2回優勝したという素晴らしい思い出は心に残っているよ。」
フィリプーシスはツアー11勝をあげ、最後の優勝は2006年7月のニューポートだった。1998年にはUSオープン決勝でP・サンプラス(アメリカ)に敗れ、2003年にはウィンブルドン決勝でR・フェデラー(スイス)に敗れている。
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