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(スイス、バーゼル)
スイス・インドア(賞金総額120万ドル、インドア、カーペット)は金曜日に準々決勝を行い、第1シードのR・フェデラー(スイス)がN・キーファー(ドイツ)に6-3, 6-2で圧勝し、見事準決勝進出を決めた。
両者は先週のマドリードのマスター大会準決勝でも顔を合わせており、その時もフェデラーが6-4, 6-4で勝っていた。今回の対戦はその時以上に一方的で、フェデラーが終始試合をコントロール、キーファーに対して9連勝目を挙げた。
これがツアー544勝目となったフェデラーは、現役の選手としてはC・モーヤ(スペイン)(同543勝)を超える勝利数を記録した。
これまでのツアー最多勝利数はJ・コナーズ(アメリカ)の1,225で、フェデラーの現在の記録の2倍以上となっている。コナーズはツアーで105タイトルを手にした。
フェデラーは準決勝でノーシードのI・カルロビッチ(クロアチア)と対戦する。カルロビッチは準々決勝で第5シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)と対戦、6-7(5-7), 7-6(7-2) 7-6(15-13)の大接戦を制した。身長208cmのカルロビッチは2回戦では第4シードのJ・ブレーク(アメリカ)を倒していた。
年間エース数でトップを走るカルロビッチはこの日も38本のエースを放ち、今季通算1272本に達した。これは1996年にG・イバニセビッチ(クロアチア)が記録した年間1477本に次ぐ快挙。
カルロビッチは今季既に3タイトルを獲得、今月のストックホルムの大会でも優勝を飾っている。しかしフェデラーとはこれまで3度対戦し3敗と分が悪い。
ドローの他の山からは第2シードのF・ゴンサレス(チリ)が登場したが、J・ニエミネン(フィンランド)に3-6, 5-7のストレートで敗れた。ニエミネンはゴンサレスとの5度目の対戦で初勝利を挙げた。
ゴンザレスは2005年の今大会で優勝し、昨年もフェデラーに敗れたものの準優勝を飾っていた。
今季3度目のベスト4入りを決めたニエミネンは2回戦では第6シードのG・カニャス(アルゼンチン)を下していた。
ニエミネンは2006年10月のストックホルムの大会以来の決勝進出を目論む。ニエミネンは2006年1月のオークランドの大会でツアー唯一の優勝を飾っている。
ニエミネンの準決勝の相手はM・バグダティス(キプロス)。バグダティスは第8シードのP・H・マチュー(フランス)を6-2, 7-6(7-5)で下しての準決勝進出。
両者はこれまで2度の対戦があり、いずれもバグダティスが勝利。今季はマルセイユの大会の準決勝で顔を合わせている。
今大会の優勝賞金は17万2千ドル。
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