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(アメリカ、コネチカット州ニューヘイブン)
USオープンシリーズ最終戦となる男女共催のパイロット・ペン・テニスの女子部門(賞金総額60万ドル、ティア2)の1、2回戦が現地火曜日に行われ、昨年の覇者で元女王のL・ダベンポート(アメリカ)が難敵K・シュレボトニック(スロベニア)を6-3, 6-3で下す上々の滑り出しを見せた。
USオープンに向け調整の遅れが気になるダベンポートは、「今日はスロースタートだったけれど、試合全体としてはまあまあだったと思う。特に私が過去6、7ヶ月間テニスに費やしてきた時間の少なさを考えれば上出来と言えるわね。」と話していた。
ダベンポートとは対照的に、第8シードのA・ミスキナ(ロシア)は、この日ラッキールーザーで本戦入りしたM・サンタンジェロ(イタリア)に6-4, 3-6, 4-6の逆転で敗れ、初戦で姿を消す結果となった。2004年の全仏オープンで優勝を果たしたミスキナは、先週のロジャーズ・カップでも初戦(2回戦)でS・ペア(イスラエル)に不覚を取り敗退していた。ミスキナは今シーズンはまだタイトル獲得に至ってはいない。勝ったサンタンジェロはN・リー(中国)と2回戦を行う。
その他予選通過のG・ボスコボエワは、同胞のA・チャクエタゼ(ロシア)との1回戦で6-3,6-5とあと1ゲームで勝利をつかむところで、チャクエタゼが棄権を申し入れて初戦突破に成功した。2回戦ではトップ・シードのA・モレスモ(フランス)と対戦する。
またこの日は2回戦の試合も行われ、第5シードのS・クズネツォワ(ロシア)がT・ゴロバン(フランス)を6-0, 2-6, 6-4と出入りの激しい展開を制し準々決勝へ駒を進めている。2004年のUSオープン覇者であるクズネツォワは、試合開始早々一気に攻め立てあっと言う間に第1セットを先取したが、第2セットに入るとゴロバンの反撃にあい大接戦となった。ファイナルセットもゴロバン優位に進むが、経験に勝るクズネツォワが勝利を意識したゴロバンの隙を突くようなプレーでなんとか勝利した。
もう1つの2回戦では、ラッキールーザーで本戦入りしたS・ストザー(オーストラリア)が予選勝者のスン・ティエンティエン(中国)を4-6, 6-1, 6-2の逆転で下しベスト8入りを決めた。スンは昨日の1回戦で第6シードのP・シュニーダー(スイス)を破る殊勲を上げていた。ストザーは第4シードのN・ペトロワ(ロシア)とM・バルトリ(フランス)の勝者を準々決勝で待ち受ける。ペトロワはここ最近、4試合連続負けと調子を崩している。
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