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(イギリス、イーストボーン)
イーストボーン国際選手権(ヘイスティングズ・ダイレクト国際選手権、賞金総額60万ドル)は土曜日決勝が行われ、第3シードのJ・エナン(ベルギー)=アルデンヌが第5シードのA・ミスキナ(ロシア)に4-6, 6-1, 7-6 (7-5)で逆転勝ちし、見事タイトルを獲得した。試合は、最後までどちらが勝利するかわからない大接戦で、試合時間は実に2時間にも及んだ。
第1セット、ミスキナはサービスブレークを生かして6-4で先取するが、第2セットに入ると作戦をがらりと変えたエナン=アルデンヌの前にペースを崩しわずか22分で第2セットを落としてしまう。そして迎えた第3セット、一進一退の攻防が続き、最後はタイブレークでミスキナのショットがネットにかかり、エナン=アルデンヌの勝利で試合終了となった。
最高の結果を残したエナン=アルデンヌは、記者会見でウィンブルドンについて聞かれ「昨年は芝での調整も殆ど出来ておらず、かつ膝腱(しつけん)と腱炎を患っていた。大事をとって棄権すべきだったのにグランドスラム大会だったこともあって出場を決めたの。でもあれは間違いだったわね。今年はとても状態が良いの。今週はとにかくウィンブルドンの前に芝でできるだけ多くの試合をしようというスタンスでいたのだけれど、優勝という結果にはとても満足しているわ。」と喜びを表していた。
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