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(イギリス、イーストボーン)
イーストボーン国際選手権(ヘイスティングズ・ダイレクト国際選手権、賞金総額60万ドル)4日目の木曜は、シングルス準々決勝などが行われた。
前年度チャンピオンで第2シードのK・クレイステルス(ベルギー)は、この日第6シードのF・スキアボーネ(イタリア)を6-2, 6-1のわずか44分で一蹴し準決勝へ駒を進めた。前日に行われた2回戦でもV・ズヴォナレーワ(ロシア)戦でわずか3ゲーム行っただけで相手が棄権を申し入れ、クレイステルスは13分しかコートにおらず、2試合合わせても1時間弱で労せず4強入りを果たした。
この日のクレイステルスは出だしから集中して鋭いストロークを打っていた。第1セットはこの日3本目のサービス・エースで締めくくり、第2セットも一気にものにしてしまった。
「体調も万全で故障もないし、動きが良くて体が軽い感じ。スキアボーネは今日はミスが多かったけど、そうさせるようにプレッシャーも上手く掛けることができた。芝でのプレーはすでに慣れてきて順調な調整ができていると感じている。」と、クレイステルスは仕上がりも順調な様子。
準決勝でクレイステルスを迎え撃つのは、同胞のJ・エナン(ベルギー)=アルデンヌで、この日はE・リホフツェーワ(ロシア)に6-2, 6-4の快勝を収めている。今月始めの全仏オープンで優勝したエナン=アルデンヌは、その準決勝でもクレイステルスと対戦しており、ストレートで下していた。
クレイステルスは、「今まで通り、彼女(エナン=アルデンヌ)との試合はタフなものになるはずよ。でもね、同じ国の出身だからってみんな私達二人がすごいライバル心を抱いているって勘違いしているけど、そんな風には思っていないのよ。」と、二人の関係について語っていた。これまで二人は10勝10敗のタイ。
もう1つの準決勝は第4シードのS・クズネツォワ(ロシア)と第5シードのA・ミスキナ(ロシア)とのロシア人対決となった。クズネツォワは第7シードのA・グローネフェルド(ドイツ)を5-7, 7-5, 7-6(7-4)の大接戦の末下していた。一方のミスキナはN・デシー(フランス)を6-4, 6-4のストレートで破っての勝ち上がり。デシーは水曜日の2回戦でトップシードのA・モレスモ(フランス)を破る殊勲を上げていた。
クズネツォワはミスキナに対しこれまで2勝3敗。芝ではこれが初顔合わせとなる。
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