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（トルコ、イスタンブール）

イスタンブール・カップ（賞金総額２０万ドル、ティア３、クレー）は木曜日にシングルス準々決勝が行われた。

トップ・シードのＡ・ミスキナ（ロシア）は、「サーブの調子が良くなかった」と言うものの、第６シードのＣ・カスターノ（コロンビア）を6-4, 7-6(7-3)のストレートで退けベスト４入りを果たした。２００４年の全仏オープン覇者のミスキナは、準決勝でＭ・クライチェック（オランダ）と決勝進出をかけて争う。昨日第５シードのＳ・ミルザ（インド）を破る殊勲を上げたクライチェックは、この日もＡ・ヤキモバ（ベラルーシ）を6-1, 6-0で一蹴している。

第２シードのＡ・グローネフェルド（ドイツ）もＫ・シュプレム（クロアチア）を6-4, 6-4で下し、順当に準決勝へ駒を進めた。試合後グローネフェルドは、「今日は自分のゲームプランを忠実に守って、常にアグレッシブに攻めて、相手に流れを渡さぬよう努めたわ。」と、満足気に話していた。グローネフェルドは準決勝で第４シードのＳ・ペア（イスラエル）と対戦する。

これまで１セットも落とさない完璧な勝ち上がりを見せているペアは、この日も第７シードのＭ・サンタンジェロ（イタリア）相手に6-1, 6-2と圧勝し、これまで３試合で僅か９ゲームしか落としていない。

今大会で優勝すると賞金３万５００ドルを手にする。