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(イタリア、ローマ)
先週の男子部門に続き、今週月曜日から開幕したイタリア国際テニストーナメント(賞金総額134万ドル、クレー)女子部門は、全仏オープンへの調整を踏まえた大きな大会である。15日にはシングルス1回戦などが行われた。
3年間のブランクを乗り越えてコートに戻ってきたM・ヒンギス(スイス)が登場し、予選上がりのS・エラニを6-0, 6-1の圧勝で2回戦へ進出を決めた。1998年にこの大会で優勝を遂げているヒンギスは2回戦で、E・レイン(フィンランド)を5-7, 6-1, 6-3の逆転で下した第12シードのN・バイディソバ(チェコ共和国)と対戦する。
その他初日に登場したシード選手では、第9シードのV・ウィリアムズ(アメリカ)がZ・オンドラスコバ(チェコ共和国)を相手に、6-3, 6-2と順調に初戦を勝ち抜いた。第10シードのA・ミスキナ(ロシア)も1回戦を突破。しかし、予選勝者のV・アザレンカ(ベラルーシ)相手に6-3, 3-6, 7-6(8-6)と言う苦戦を強いられての勝ち上がりだった。
シード選手で苦負を喫してしまったのは第14シードのE・リホフツェーワ(ロシア)でJ・ヤンコビッチ(セルビア)に4-6, 3-6で敗れて大会を後にした。
今大会トップ・シードで出場予定だったA・モレスモ(フランス)は、第3シードで出場予定だったM・シャラポワ(ロシア)と共に、日曜日に急遽欠場を表明した。
現在ランキング1位で、今大会過去2度の優勝経験を誇るモレスモは、先週のベルリンではベスト4入りしていたが、風邪による熱のための棄権となってしまった。一方のシャラポワは、練習中に痛めた右足首の怪我が完治しておらず、今季これまで未だクレーではプレーしていない。
その二人が欠場する中、優勝候補とされるのが、ランキング2位のK・クレイステルス(ベルギー)やN・ペトロワ(ロシア)である。2003年のチャンピオンであるペトロワは今季好調を維持しており、先週のベルリンでの優勝で、シャラポワを抜きランキング自己最高の3位に躍り出ている。
また、日本からは杉山 愛が出場しているが、欠場するトップシードのモレスモのドロー位置へと移動したため、1回戦免除で2回戦からの出場。ラッキーなドローとなっている。その他、中村 藍子はM・ドマホウスカ(ポーランド)と、予選を通過した森上 亜希子はA・チャクエタゼ(ロシア)と1回戦を行う予定。
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