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(スペイン、バルセロナ)
セアット・ゴド・オープン(賞金総額105万ドル)5日目金曜日は準々決勝4試合が行われ、昨年の覇者で第1シードのR・ナダル(スペイン)が第7シードのJ・ニエミネン(フィンランド)を4-6, 6-4, 6-3の逆転で下し、準決勝に駒を進めた。
試合開始直後からニエミネンはさまざまなショットで揺さぶりをかけ、先に攻勢に出た。その勢いに押され、第1セットを4-6で落としたナダルは、第2セットも1-4と崖っぷちまで追い込まれた。そこから脅威の猛攻で5ゲームを連取すると、第3セットの最初の2ゲームも連取、そのまま勢いを持続し、見事逆転勝ちを収めた。これでナダルは、クレーコートでの連勝記録を45に伸ばし、B・ボルグ(スウェーデン)の持つ46連勝記録にあと1つと迫った。なお、オープン化以降ではG・ビラス(アルゼンチン)が53連勝という最高記録を持っている。
一方惜敗した24歳の左利きニエミネンは、昨年のシュトゥットガルトの大会でナダルと過去唯一の対戦をしていたが、そのときはストレートで敗れていた。
ナダルは準決勝で同胞のN・アルマグロ(スペイン)と対戦。アルマグロは同じく同胞の第10シードJ・C・フェレーロ(スペイン)に6-3, 6-3で快勝している。2週間前のバレンシア大会でも両者は1回戦で顔を合わせたが、その時に続いてアルマグロはフェレーロに連勝となった。
アルマグロは今大会で1セットも落とさない好調ぶりで、これまで4試合こなしたが合計でわずか20ゲームしか落としていない。また、優勝したバレンシアの大会から、これでクレーでは9連勝と、こちらも波に乗っており、ナダルにとってもダークホース的な存在となりうる。両者は2年前にパレルモで一度だけ会っており、その時はナダルが勝っている。
なおフェレーロは、今大会では過去6年のうち3回決勝進出しており、2001年には優勝していた。
第6シードのT・ロブレド(スペイン)は、この日2試合をこなしての4強入りを決めた。
まず木曜日の対第12シードF・べルダスコの3回戦が第3セット序盤の時点で雨のため順延となっていたため、その続きを行い6-3, 2-6, 6-2で下した。その後に行われた準々決勝では第4シードのR・シュティエパネック(チェコ共和国)を6-3, 6-2で圧倒し、地元ファンの声援に応えた。
ロブレドは準決勝でS・ワウリンカ(スイス)と対戦。ワウリンカは準々決勝でI・カルロビッチ(クロアチア)を4-6, 6-3, 6-4で下している。
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