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(アメリカ、フロリダ州キービスケーン)
ナスダック100オープン8日目は、シングルスでは女子準々決勝と男子準々決勝のそれぞれ2試合が行われている。
女子では、昨日のトップシードのA・モレスモ(フランス)と第12シードS・クズネツォワ(ロシア)に続いて、第22シードのT・ゴロバン(フランス)が鄭潔(中国)との初顔合わせで3-6, 6-3, 6-2で競り勝ち、ベスト4入りを決めた。
「第1セットは何のプレッシャーもなく、ひたすらボールを打つ相手の勢いに圧倒された。でも、それでひるむことなく向かっていったら、だんだんと形勢がこちらに向いてきた。」と、ゴロバンは逆転劇を振り返った。
鄭潔は今大会で第19シードのN・デシー(フランス)、第16シードのA・グローネフェルド(ドイツ)を倒すなどの波乱を演じていたが、惜しくも敗退する結果となった。ゴロバンは準決勝では、この後行われる第4シードM・シャラポワ(ロシア)対第10シードA・ミスキナ(ロシア)の勝者と対戦する。
女子ダブルスでは準々決勝が行われ、杉山 愛&D・ハンチュコバ(スロバキア)組が、モレスモ&クズネツォワ組と対戦し、6-7(7-9), 5-7で惜しくも敗れた。また、M・ナブラチロワ(アメリカ)&L・フーバー(アメリカ)はリー・ティン(中国)&スン・ティエンティエン(中国)組を7-6(7-3), 6-4で下している。尚、モレスモとクズネツォワは、シングルスでは明日の準決勝で対戦する相手同士。このペアで、昨年のウィンブルドンで準優勝を果たしている。
男子シングルスでは、第6シードのI・リュビチッチ(クロアチア)がA・カイエリ(アルゼンチン)を7-6(7-4), 6-3で下して4強入り一番乗りを決めた。次に対戦するのは、今日この後行われる第3シードD・ナルバンディアン(アルゼンチン)対第22シードM・アンチッチ(クロアチア)の勝者となる。
リュビチッチはインタビューで、「今日はとても良い勝利だったし、プレーに満足している。初戦の出来に不満が残っていたから、コーチと話し合って良い結果が出せた。今日はサーブの調子が本当に良くて、ファーストサーブが入ったときは1ポイントしか落とさなかった。彼にブレイクポイントを握らせること無く、サービスゲームを完璧に支配できたと思うよ。」と、自画自賛するほどの調子の良さを語った。
一方、ノーシードながらベスト8まで待ち残っていたカイエリは、「彼(リュビチッチ)は終始好調だったね。ここ数試合の結果を見ても好成績を残しているし、さすがトップ10プレイヤーという感じだった。」と、完敗を認めていた。
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