テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は26日、男子シングルス予選決勝が行われ、世界ランク179位の
綿貫陽介は同195位のA・ホルムグレン(デンマーク)に4-6, 7-6 (7-2), 6-3, 6-7 (11-13), 6-7 (7-10)のフルセットの死闘の末に敗れ、本戦進出とはならなかった。
>>PR 6/30(月)開幕「ウィンブルドンテニス」WOWOWで連日生中継!<<>>綿貫 陽介vsホルムグレン 1ポイント速報・結果<<>>望月 慎太郎vsストリッカー 1ポイント速報<<27歳の綿貫がウィンブルドンの予選に出場するのは2年ぶり4度目。2023年にはラッキールーザーで本戦入りし、2回戦に進出した。
今大会は予選第28シードの
T・モンテイロ(ブラジル)の棄権により予選2回戦進出を果たした綿貫は、世界ランク135位のC・スミス(アメリカ)を7-6 (7-3), 6-3のストレートで下し予選決勝進出を果たした。
一方、27歳のホルムグレンは予選2回戦で世界ランク190位の
M・ククシュキン(カザフスタン)を下しての勝ち上がり。
予選決勝の第1セット、綿貫は2度のブレークポイントを握るも活かすことができず、自身は第7ゲームでブレークを許す。第9ゲームで綿貫は0-40から3度あった相手のセットポイントを凌ぎキープするも、ブレークバックを果たせずに先行される。
それでも第2セット、綿貫は第5ゲームでブレークを奪われるも、直後のリターンゲームですぐにブレークバックに成功。突入したタイブレークで綿貫は5ポイントを連取してこれを制し、このセットを取り返す。
勢いに乗る綿貫は第3セット、第1ゲームでいきなりブレークに成功。自身は安定してキープを重ね、第10ゲームで再びブレークを奪い、勝利に王手をかける。
しかし、第4セットの序盤には雨による天候不良により試合は一時中断となる。再開後は両者キープを重ね、再びタイブレークに突入。綿貫は3度あったマッチポイントを活かすことができずにこれを落とし、セットカウントは2-2となる。
迎えたファイナルセット、綿貫は第6ゲームで痛恨のブレークを許す。それでも綿貫は相手のサービング・フォー・ザ・マッチで土壇場でブレークバックに成功し、10ポイントタイブレークに持ち込むも、これを取りきれず力尽きた。
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