男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は14日、シングルス決勝が行われ、第12シードの
S・チチパス(ギリシャ)が第8シードの
C・ルード(ノルウェー)を6-1, 6-4のストレートで破り、今季初優勝を果たすとともに2022年以来2年ぶり3度目の大会制覇を成し遂げた。
>>【動画】チチパスが2年ぶり優勝を決めた瞬間、コートに倒れこむ<<>>チチパスが優勝、モンテカルロMS組合せ・結果<<両者は4度目の顔を合わせでルードの2勝1敗。直近では今年2月のミフェル・テニス・オープン by テルセル・オッポ(メキシコ/ロスカボス、ハード、ATP250)準決勝で対戦しており、ルードが6-4, 7-6 (7-4)のストレートで勝利している。
世界ランク10位で25歳のルードが同大会に出場するのは5度目であり最高成績は2021年の4強入り。今大会では初戦の2回戦で同45位の
A・タビロ(チリ)、3回戦で第10シードの
H・フルカチュ(ポーランド)、準々決勝で第14シードの
U・アンベール(フランス)、準決勝で第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)を下し決勝進出を決めた。
一方、2021年と2022年に2連覇を飾っている世界ランク12位のチチパスは1回戦で世界ランク34位の
L・ジェレ(セルビア)、2回戦で同31位の
T・M・エチェベリー(アルゼンチン)、3回戦で第5シードの
A・ズベレフ(ドイツ)、準々決勝で第15シードの
K・ハチャノフ、準決勝で第2シードの
J・シナー(イタリア)を破り決勝に駒を進めた。
決勝戦、チチパスは第3ゲームで先にブレークに成功。直後の第4ゲームで3度のブレークポイントを凌ぐとその後は大事な場面でミスが目立ったルードに畳みかけ怒涛の6ゲーム連取。最後の第7ゲームでは2度目のセットポイントとなるブレークチャンスを握るとルードがダブルフォルトを犯し、チチパスが第1セットを先取する。
続く第2セット、5度のブレークポイントを握られたチチパスだがベースライン後方で構えるルードに対しサーブ&ボレーでポイントを重ね全て凌ぐ。すると第10ゲーム、ルードのミスもありマッチポイントとなるブレークチャンスを握ったチチパス。最後はフォアハンドウイナーを沈め、1時間36分で優勝を決めた。
チチパスがツアー大会で優勝するのは昨年8月のミフェル・テニス・オープン by テルセル・オッポ(メキシコ/ロスカボス、ハード、ATP250)以来 約8か月ぶりであり、今回で通算11個目のタイトルとなった。
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