テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は28日、男子ダブルス決勝が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場の
R・ヒジカタ(オーストラリア)/
J・クブラー(オーストラリア)組がH・ニス(モナコ)/ J・ジェリンスキ(ポーランド)組を6-4, 7-6 (7-4)のストレートで破り、ペア初のグランドスラム優勝を果たした。
>>ジョコビッチ、チチパスら全豪OP男子 組合せ・結果<<>>チチパスvsジョコビッチ 全豪OP決勝 1ポイント速報<<この日、ファーストサービスが入ったときに88パーセントの高い確率でポイントを獲得したヒジカタ/クブラー組。第1セット、1度のブレークを奪い先行すると第2セットではタイブレークを制して1時間23分で勝利した。
表彰式でクブラ―は「リンキー(ヒジカタ)に感謝しなければならない。この大会のためにチームを組んだのは、彼のおかげなんだ。僕は迷っていたけど、彼に誘われ、“イエス”と答えて出場することにした。そして、2週間後にトロフィーを手にすることができたので本当に感謝している」とコメント。
それに対しヒジカタは「想像もできなかった。数カ月前、僕と一緒にプレイすることに“イエス”と言ってくれて、うれしいよ。本当にありがとう」と述べた。
最後にクブラ―は「ファンの皆さん、本当にありがとう。こんな夏は初めてで、皆さんのおかげで特別なものになった。僕はこれまで大きなコートでプレーしてきたけど、ここにいる皆さんと一緒にプレーすることはとても心地よかった。ここにいると、まるで1000対2の勝負をしているような気分になるんだ」と観客に感謝の言葉を送った。
オーストラリア勢が全豪オープンで優勝するのは昨年の
N・キリオス(オーストラリア)/
T・コキナキス(オーストラリア)組に続き2年連続。グランドスラムを制するのは昨年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で優勝した
M・エブデン(オーストラリア)/ M・パーセル組以来となった。
一方、敗れたニス/ジェリンスキ組は四大大会初制覇とはならなかった。
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