テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は27日、男子シングルス準決勝が行われ、世界ランク35位の
T・ポール(アメリカ)は第4シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)に5-7, 1-6, 2-6のストレートで敗れ、四大大会初の決勝進出とはならなかった。試合後の会見では「僕が立てたゲームプランをまったく実行させてくれなかった」とジョコビッチに脱帽した。
>>チチパスvsジョコビッチ 全豪OP決勝 1ポイント速報<<>>青山/柴原ペア全豪OPダブルス決勝 1ポイント速報<<25歳のポールはこの試合が四大大会初の準決勝の舞台。今大会は
J・ブルックスビー(アメリカ)や
B・シェルトン(アメリカ)、
R・バウティスタ=アグ(スペイン)らを下し4強入りとなった。
試合は第2・第6ゲームとブレークを許しゲームカウント1-5と追い込まれたが、そこから4ゲームを連取。ラリー戦では30本のロングラリーの末にブレークするなどジョコビッチに対し引くことなく5-5に追いついた。しかし、タイブレークに入るかと思われた第12ゲームでブレークを奪われセットを落としてしまう。
第2・第3セットでは試合を支配され5ゲーム連取を許すなど最後まで流れを取り戻すことはできず、ブレークを1度も成功できずに2時間20分で力尽きた。
試合後の会見でポールは「(第1セットは)本当によく返すことができたよ。彼(ジョコビッチ)は本当によくリターンしていたから、試合は早く進んだ。彼の深いショットは素晴らしかった。僕が立てたゲームプランをまったく実行させてくれなかったんだ」と語った。
「自分のレベルを知ることができたのは素晴らしいこと。いい経験だったと思う。多くの選手が彼のプレーに敬意を抱いている。彼は間違いなく信じられないような選手だ。彼が本当にいいプレーをすることは分かっていた。もちろん、今日はもっといいプレーがしたかったんだけどね。でも、彼は僕に悪いプレーをさせたんだ」
ジョコビッチは全豪オープン10度目の優勝をかけて、決勝で第3シードの
S・チチパス(ギリシャ)と対戦する。チチパスは準決勝で第18シードの
K・ハチャノフを下しての勝ち上がり。
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