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ジョコ決勝へ「何が起こるか見てみよう」

ノヴァーク・ジョコビッチ
決勝進出を果たしたジョコビッチ
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は27日、男子シングルス準決勝が行われ、第4シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が世界ランク35位のT・ポール(アメリカ)を7-5, 6-1, 6-2のストレートで破り、2年ぶり10度目の決勝進出を果たした。次戦、決勝で勝利し優勝を果たせば、昨年6月以来となる世界ランク1位の座につくことが確定する。

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この試合、第1セット第1ゲームからブレークポイントを握られるなどショットがネットにかかるミスが多かったジョコビッチだったが、このゲームをキープすると第2ゲームでラリー戦を制しブレークに成功。第6ゲームでもブレークを奪い5-1としたジョコビッチは、第7ゲームでセットポイントを握るもこれを凌がれると1度ブレークを返される。

さらに第9ゲームでは、30本のロングラリーの末にバックハンドがアウトとなり2度目のブレークを許しイーブンに。ポールに4ゲームを連取された。それでも第12ゲーム、今度はジョコビッチがロングラリーを制してブレークしセットを獲得する。

第2セット、ジョコビッチは第2ゲームで再びブレークに成功し流れを掴むと、ファーストサービスが入ったときに74パーセントの高い確率でポイントを獲得。第4ゲームでもブレークし5ゲームを連取するなど今度はポールにブレークバックを許さずセットカウント2-0と勝利に王手をかけた。

第3セットでもポールの最初のサービスゲームである第1ゲームで先にブレークしたジョコビッチは続く第3ゲームでもブレークし2ブレークアップとリード。押し込まれる展開もありながら最後まで主導権を握り、グランドスラム初の準決勝の舞台を戦うポールに対して第1セット第9ゲーム以降はブレークを許すことなく勝利した。試合時間は2時間20分。

決勝戦、2021年以来2年ぶり10度目となる全豪オープン制覇をかけて、第3シードのS・チチパス(ギリシャ)と対戦する。チチパスは準決勝で第18シードのK・ハチャノフを下しての勝ち上がり。

ジョコビッチとチチパスは2021年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)決勝でも対戦しており、そのときはジョコビッチが勝利した。チチパスにとってはそれ以来となるグランドスラム決勝の舞台となる。

また、この決勝戦で勝利した一方が翌週の更新で世界ランク1位の座につく。ジョコビッチはそのことについて試合後「もちろんそれは特別な意味を持つことだ」と語った。

「グランドスラムで優勝することと世界1位になることは、プロのテニスプレーヤーとして登り得る2つの大きな頂きだろう。何が起こるか見てみよう」

「第1セットの終盤にメンタルを保てたことは本当に幸運だった。それが鍵だったんだ。その後は、もっとボールをスイングできるようになったし、また決勝に進出できて本当にうれしいよ。世界最大のテニスコートのひとつでこのレベルでプレーできるほど、僕の脚にまだ燃料が残っていることに感謝している」

ジョコビッチは前哨戦であるアデレード国際1(オーストラリア/アデレード、ハード、ATP250)に出場した際、左脚の太ももを負傷。今大会は1回戦から同箇所にテーピングを巻きプレーし、メディカルタイムアウトを取得しながら勝ち進んできた。

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