男子テニスで世界ランク113位の
D・ティーム(オーストリア)が30日にツイッターを更新し、今季終了を発表した。今後は来シーズンに向けての準備と12月に控えるエキシビションマッチを行う予定。
>>西岡、ナダルらパリマスターズ 組合せ<<昨年6月に負った右手首の負傷から、今年3月のエニーテック365・アンダルシア・オープン(スペイン/マルベーリャ、クレー、ATPチャレンジャー)で復帰を果たすも、7大会連続で初戦敗退を喫するなど思うような復帰戦を飾れなかった元世界ランク3位のティーム。
しかし、夏ごろから徐々に調子を取り戻すと、7月のルデア・オープン(スウェーデン/バスタッド、レッドクレー、ATP250)で8強入り。その後はスイス・ オープン・グシュタード(スイス/グシュタード、レッドクレー、ATP250)でベスト4、ジェネラリ・オープン(オーストリア/キッツビュール、レッドクレー、ATP250)でベスト8に進出するなど調子を上げていった。
10月にはヒホン・オープン(スペイン /ヒホン、ハード、ATP250)で再びツアー4強に進出すると、ヨーロピアン・オープン(ベルギー/アントワープ、室内ハード、ATP250)では世界ランク11位の
H・フルカチュ(ポーランド)に勝利し4強。前週のエルステ・バンク・オープン(オーストリア/ウィーン、室内ハード、ATP500)では2回戦で
D・メドベージェフに屈したものの復活を印象付ける1カ月を過ごした。
ティームは地元オーストリアでの同大会をもってシーズンを終えることを宣言。12月には8日から開催されるディルイーヤ・テニス・カップ(サウジアラビア/ディルイーヤ、エキシビション)など2大会に出場することも明かした。
「今週のホームでの敗戦で、僕にとってのATP公式戦のシーズンが終了した。この2年間は大変だったけど、良い方向に進んでいることがとてもうれしく、感謝している。この間、みんなの応援がなければ、僕のカムバックはあり得なかった。また、良い時も悪い時も僕を支えてくれたパートナーにも感謝したい。今はゆっくり休んで、2023年のシーズンに向けて準備する時期だ。来年に向けては、サウジアラビアで開催されるディルイーヤ・テニス・カップとドバイのワールド・テニス・リーグに参加する。楽しみだ!たくさんのファンに会えるのを楽しみにしている」
29歳のティームは今年6月には352位だった世界ランクを現在は113位にまで浮上させている。
>>ティームのツイッターはこちら<<
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