男子テニスのノルデア・オープン(スウェーデン/バスタッド、レッドクレー、ATP250)は17日、シングルス決勝が行われ、世界ランク39位の
F・セルンドロ(アルゼンチン)が第8シードの
S・バエス(アルゼンチン)を7-6 (7-4),6-2のストレートで破り、ツアー初優勝を果たした。
今大会では第1シードの
C・ルード(ノルウェー)や第5シードの
P・カレノ=ブスタ(スペイン)らを破り決勝に駒を進めた好調のセルンドロ。決勝戦ではサービスが入ったときに69パーセントの確率でポイントを獲得するも10度のブレークチャンスをバエスに与える苦しい展開となる。それでも、ブレークを1に抑えたセルンドロは終始粘りのプレーを披露。1時間49分で悲願のツアータイトルを手に入れた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトには23歳のセルンドロのコメントが掲載されている。
「最高の気分だ。タイトルを獲るということは、とても意味のあることなんだよ。子どもの頃から、このような大会や決勝でプレーしている自分を想像していた。素晴らしい試合、素晴らしい1週間を過ごせたと思う」
一方、同国対決に敗れた21歳のバエスは今年4月のミレニアム・エストリル・オープン(ポルトガル/エストリル、レッドクレー、ATP250)以来 約3カ月ぶり2度目のツアー優勝とはならなかった。
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