男子テニスの7月11日付ATP世界ランキングが更新され、元世界ランク1位の
R・フェデラー(スイス)は自身のポイントが消滅し、ランク圏外となった。
40歳のフェデラーは膝の負傷の影響で昨年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)を最後にツアーを離脱。今季はリハビリに励むも公式戦への復帰は叶わずにいる。
ATPの世界ランキングでは11日付の更新で昨年のウィンブルドン分のポイントが失効。同大会ではベスト8まで進出していたため、前週までは世界ランク97位を記録していたポイントがゼロとなり圏外となってしまった。
フェデラーが世界ランクで圏外となるのは1997年9月15日付の更新以来 約24年10カ月ぶり。翌週の9月22日付の更新で803位を記録し、世界ランクデビューを飾った。
その後1999年9月に初めてトップ100に入ると、2002年5月の初のトップ10を記録。世界ランク1位の座には2004年2月に登り詰めている。
今後もフェデラーはリハビリを続けながらツアー復帰に向け調整を行い、大会に出場する際はワイルドカード(主催者推薦)などで参加することとなる。
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