女子テニスのカタール・トータルエナジー・オープン2026(カタール/ドーハ、ハード、WTA1000)は9日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク26位の
ジェン・チンウェン(中国)が同29位の
S・ケニン(アメリカ)を4-6, 6-1, 6-2の逆転で破って初戦突破を果たすとともに、昨年9月のチャイナ・オープン(中国/北京、ハード、WTA1000)以来となる約5ヵ月ぶりの白星をあげた。
23歳で元世界ランク4位のジェンは昨年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)以降 右肘にサポーターを付けて出場してきたが、7月にSNSを更新し関節鏡手術を受けたことを公表。約2ヵ月のリハビリ期間を経て、9月のチャイナ・オープンで復帰するも、3回戦で途中棄権しそのままシーズンを終えていた。
その後、今年1月の全豪オープンから復帰を予定していたが、自身の設定したコンディションまで回復していないと判断し欠場していた。
カタール・トータルエナジー・オープンを復帰戦としたジェンは今大会1回戦、第1セットこそ落としたものの、第2・ファイナルセットでは計4度のブレークに成功。サービスゲームでは、試合を通して20本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに85パーセントの高い確率でポイントを獲得。1時間59分で今季初白星をあげた。
女子テニス協会のWTA公式サイトにはジェンのコメントが掲載されている。
「まだスタッツは見れていないけど、私とチームはこのためにずっと努力してきた。肘の故障で半年ほど離脱していたからね。簡単なことじゃないし、本当に強い状態で復帰したいの。初戦でこのようなプレーができたのは嬉しいけど、テニスはこれが継続して求められるもの。1回戦だけではあまり意味がない」
「怪我から復帰するとき、完全に痛みが無い状態になることはない。常に浮き沈みのプロセスがある。朝起きた時、調子が良い日もあれば、少し悪くなっている日もある。でも全体的には肘の状態は良い方向に向かっていると思う。チャイナ・オープンは正直、出場すべきか迷っていた。でも、今の肘の状態は本当に良好で、190キロのサーブをあと2時間は続けられると思うわ」
復帰を飾ったジェンは2回戦で世界ランク77位の
A・パークス(アメリカ)と対戦する。パークスは1回戦で第15シードの
D・シュナイデルを逆転で下しての勝ち上がり。
同日には第9シードの
L・ノスコバ(チェコ)、第12シードの
E・ナバロ(アメリカ)らが初戦を突破した一方、第3シードの
A・アニシモワ(アメリカ)が負傷のため1回戦を途中棄権し、姿を消した。
■関連ニュース
・錦織 圭のライバル 元世界3位が引退へ・大坂 なおみ インタビューで粋な計らい・ジョコ苦言「その質問は少し失礼」■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング