テニスの全米オープン（アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム）は３日、男子シングルス３回戦が行われ、世界ランク５５位の
Ｃ・アルカラス（スペイン）が第３シードの
Ｓ・チチパス（ギリシャ）を6-3, 4-6, 7-6 (7-2), 0-6, 7-6 (7-5)のフルセットで破り、四大大会初のベスト１６進出を果たした。試合後には「僕にとっては夢のような話だ」と語った。
＞＞錦織 圭 直筆サイングッズ当たるキャンペーン実施中＜＜＞＞錦織vsジョコビッチ 1ポイント速報＜＜＞＞錦織ら全米OP対戦表＜＜この試合、ファーストサービスが入った時に６４パーセントの確率でポイントを獲得したアルカラスは、リターンゲームでは５度のダブルフォルトを犯したチチパスから６度のブレークに成功。第４ゲームでチチパスがベーグルを達成するも、ファイナルセットのタイブレークでは強烈なフォアハンドウィナーを放つなど、最後まで集中力を欠かすことなく４時間６分の死闘を制した。
試合後の会見でアルカラスは「コートで何が起こったのか分からない。壮絶な試合で彼（チチパス）を破ったことが信じられないんだ。僕は諦めなかった。最後のポイントで自分を信じた」と述べた。
勝利したアルカラスは４回戦で世界ランク１４１位の
Ｐ・ゴヨブジク（ドイツ）と対戦する。ゴヨブジクは３回戦で同１３０位の
Ｈ ・ラクソネン（スイス）を6-3, 3-6, 1-6, 4-6の逆転で下しての勝ち上がり。
同日には、第２シードの
Ｄ・メドベージェフ、第１１シードの
Ｄ・シュワルツマン（アルゼンチン）、第１２シードの
Ｆ・オジェ アリアシム（カナダ）、第２４シードの
Ｄ・エヴァンス（イギリス）、世界ランク１１７位の
Ｂ・ファン・デ・ザンスフルプ（オランダ）（オランダ）が１６強入りを果たした。
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