テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は5日、男子シングルス3回戦が行われ、第8シードの
R・フェデラー(スイス)が世界ランク59位のD・コプファーを7-6 (7-5), 6-7 (3-7), 7-6 (7-4), 7-5で破り、2019年以来2年ぶり15度目のベスト16進出を果たした。会見では「本当に必死だった」と振り返った。
>>錦織vsズベレフ1ポイント速報<<>>錦織ら全仏OP対戦表<<この日、フェデラーはバックハンド側へボールを集められると苦戦。第3セットは第1ゲームでブレークを許す展開からセットカウント2-1と勝利へ王手をかけると、第4セットは第10ゲームから3ゲームを連取。3時間35分におよんだ熱戦を制した。
フェデラーは「第2セットのあと、どれくらいのエネルギーが残っているかは分からなかった。少し落ち着いて、リラックスして流れに身を任せて、経験に任せようとした。5セットマッチでは、よく感じる時もあるし、悪く感じる時もあるのを知っているから」と語った。
「劣勢の時は、あまり好きではない。リードしている時は楽しい。ある意味、とてもいいコンディションだった。風も全くなかった。彼(コプファー)は本当にタフな相手だった。彼を倒すために、あらゆることをさせられた。闘志が湧いて一線を越えた」
「本当にやる気を出そうとしたし、何ができるかをやってみたかった。特にクレーでは、接戦となるセットがそれほどあるわけではない。ある時点でブレークして逃げ切ったりするし、対戦相手も同じことをする。ドミニク(コプファー)は素晴らしい試合をしたし、残りのシーズンも彼がいいプレーをすることを願っている」
4回戦では、第9シードの
M・ベレッティーニ(イタリア)と対戦する。ベレッティーニは3回戦で世界ランク91位の
クォン・スンウ(韓国)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日の3回戦では、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)、第3シードの
R・ナダル(スペイン)、第10シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)らが16強へ駒を進めた。
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