テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は4日、男子シングルス3回戦が行われ、第2シードの
D・メドベージェフが世界ランク35位の
R・オペルカ(アメリカ)を6-4,6-2,6-4のストレートで破り、大会初のベスト16進出を果たした。試合後の会見では「今年のクレーは最高だよ」と喜びを語った。
>>錦織ら全仏OP対戦表<<>>錦織vsズベレフ 1ポイント速報<<過去4年間の全仏オープンでは全て1回戦敗退に終わっていたメドベージェフ。今大会は1・2回戦を勝利し、初の3回戦の舞台に進出した。
この日はビッグサーバーのオペルカを上回る10本のサービスエースを記録するなどファーストサービスが入ったときに89パーセントの高い確率でポイントを獲得。リターンゲームでもストローク戦で圧倒し5度のブレークに成功。1時間38分で快勝し、16強入りを決めた。
試合後の会見では今年から同大会の公式球が変更されたことに言及。昨年まではバボラだったが、現在はウイルソンになった。
「今年のローランギャロスは最高。特にウィルソンのボールがね。最初からそう言ってたんだけど、これはトーナメントの最後まで続くと思うよ。今年は本当に楽しんでいる」
「今のテニスはよりフィジカル重視になっていると思う。ひと昔前はサーブ・アンド・ボレーだったけど、ノヴァーク(ジョコビッチ)やラファ(ナダル)、アンディ(マレー)らは平気で40本くらいラリーする。今日の試合でも長いラリーが何本かあったね。こうやって身体的な面がより必要になってきているんだ。選手のフィジカルが向上したからラリーが続くんだよ」
メドベージェフは4回戦で第22シードの
C・ガリン(チリ)と対戦する。ガリンは3回戦で世界ランク84位の
M・ギロン(アメリカ)を下しての勝ち上がり。
同日には第6シードの
A・ズベレフ(ドイツ)や第12シードの
P・カレノ=ブスタ(スペイン)、世界ランク49位の
錦織圭らがベスト16へ駒を進めた。
[PR]全仏オープンテニス
5/30(日)~6/13(日)
WOWOWで連日生中継!■放送&配信スケジュールはこちら>
■関連ニュース
・西岡 ツォンガ撃破「大きな経験」・「大坂の考え同意できない」・錦織「テニスって面倒くさい」■おすすめコンテンツ
・テニススクール コンシェルジュ・レンタルコート予約・世界ランキング