テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は3日、男子シングルス2回戦が行われ、第8シードの
R・フェデラー(スイス)が世界ランク47位の
M・チリッチ(クロアチア)を6-2, 2-6, 7-6 (7-4), 6-2で破り、2019年以来2年ぶり16度目の3回戦進出を果たした。
>>錦織vsラクソネン 1ポイント速報<<>>錦織ら全仏OP対戦表<<この日、フェデラーは試合を通して16本のサービスエースを放った。第4セットの第4ゲームでは鮮やかなネットプレーを決めるなどでブレークに成功。その後もリードを守り、2時間35分で勝利した。
会見では、記者から「もし若い選手からメンタルヘルスや幸せに関してアドバイスを求められたら何と答えるか?」と聞かれた39歳のフェデラーは「自分の道を歩めばいい」と語った。
「どんな人が回りにいてくれているかが重要。家族は距離や自由を与えてくれて、それが僕には重要だった。時には負け、また練習する。また負けると、また練習する。幸せで明るくいて、夢の世界で生きているはず。でも負けることは楽しくはない。だから楽しみをどうやって得るかについて探さなければならない」
「誰かが試合をし、自分だけが練習していると、取り残されているように感じる。そんな取り残される恐怖が自身を駆り立てる。ストレスのようなものの中にいないで、回りで起きていることや人々が言っていることに惑わされず、達成できると感じられるような大きなイメージをいつも描いている」
「よき指導者を持つことも助けになる。レジェンドたちにも助けられる。よく分からないけど、男子は誰とでも話す時間を持つことにオープンな気がする。多くの人たちは助けたいという気持ちを持っていると思う。ツアーも、その責任を取るべき。ITF、グランドスラムなど。僕らは他にも多くのことが起きている」
3回戦でフェデラーは、世界ランク59位のD・コプファーと対戦する。コプファーは2回戦で第30シードの
T・フリッツ(アメリカ)を下しての勝ち上がり。
同日の2回戦では、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)、第3シードの
R・ナダル(スペイン)、第9シードの
M・ベレッティーニ(イタリア)、第10シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)らが3回戦へ駒を進めた。
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