男子テニスのABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、ハード、ATP500)は14日、シングルス1回戦が行われ、第1シードの
M・チリッチ(クロアチア)が
B・ペール(フランス)を5-7, 6-3, 6-2の逆転で下し、2年連続の初戦突破を果たした。
この日、第1セットを落としたチリッチは13本のサービスエースを決め、ペールに1度しかブレークを許さなかった。さらに3度のブレークに成功し、2時間3分で逆転勝利。
2回戦では、
B・チョリッチ(クロアチア)と対戦する。チョリッチは1回戦で
K・カチャノフ(ロシア)との若手対決をストレートで制しての勝ち上がり。
世界ランク7位のチリッチは前週の南フランスオープン(フランス/モンペリエ、ハード、ATP250)に第1シードで出場したが、初戦の2回戦で
D・ブラウン(ドイツ)にストレートで敗れていた。
ABNアムロ世界テニス・トーナメントでは2014年に決勝へ進出し、
T・ベルディヒ(チェコ共和国)に敗れるも準優勝を飾っている。
この日、その他では第6シードの
JW・ツォンガ(フランス)、昨年覇者の
M・クリザン(スロバキア)、
G・シモン(フランス)らは2回戦へ進出したが、第8シードの
L・プイユ(フランス)は初戦で姿を消した。
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