テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は6日、男子シングルス準決勝が行われ、第10シードの
錦織圭(日本)が同大会2011年覇者で第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)から第3セットをゲームカウント7-6 (7-4)で取ってセットカウント2-1とし、日本人初で自身初のグランドスラム決勝進出に王手をかけた。
第3セット、両者サービスゲームキープとなるが、第8ゲームで錦織は前に出てきたジョコビッチの横をバックで抜き、会場を沸かせた。さらにその後、リターンエースを決めた錦織がこのゲームでブレークに成功。
サービング・フォー・ザ・セットとなった第9ゲームで錦織は、ダブルフォルトを犯してジョコビッチにブレークバックを許してしまう。
そのままタイブレークに突入、先にミニブレークに成功した錦織がタイブレークの7-4でものにし、日本人初で自身初のグランドスラム決勝進出に王手をかけた。
この試合の勝者は、決勝で第2シードの
R・フェデラー(スイス)と第14シードの
M・チリッチ(クロアチア)の勝者と対戦する。
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