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男子テニスツアーのセルビア・オープン(セルビア/ベオグラード、賞金総額41万6650ユーロ、クレー)は1日、シングルス決勝が行われ、地元の期待を背負う第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)がF・ロペス(スペイン)に7-6 (7-4), 6-2のストレートで勝利、今季5勝目となるタイトルと優勝賞金6万6500ユーロを手に入れた。
地元での嬉しいタイトル獲得となったジョコビッチは「皆さんがこの街に戻ってくる価値あるものにしてくれますし、勝つためのモチベーションを与えてくれます。」と、地元ファンに感謝した。
第1セットでは幾度と無くブレークチャンスがあったロペスであったが、そのチャンスを活かすことはなかった。「昨晩、今季初めて彼から勝利したヒーローになる夢を見ましたが、現実は甘くなかったようです。」
この日の勝利で今季開幕からの続くジョコビッチの連勝記録は、「27」となった。この記録は、1986年にI・レンドル(アメリカ)が記録した29連勝に続くものとなっている。
キャリア通算23勝目を挙げた23歳のジョコビッチは「優勝する事ができてとても嬉しいです。これからの2ヶ月はとても重要になります。良いプレーをするためには、健康と調子を保ち続ける必要があります。連勝記録は気にしていませんが、偉大な選手達と比べられるのは嬉しいことです。だけど今季は、他にも目標があります。」と、さらなるステップアップへの意欲を語っている。
「今シーズンの全試合に勝っているとしても、ナンバー1は遥か遠くにあります。もっと頑張らなくてはいけません。ナンバー1はキャリアを通じての夢です。しかし、R・ナダル(スペイン)は本当に良いプレーをしていますし、R・フェデラー(スイス)も王座奪還に燃えています。そこに辿り着くためには、まだまだ多くの選手に勝たなくてはなりません。」
昨年のデビスカップでは、エースとして母国を優勝に導いていたジョコビッチは「今日は本当にたくさんの人の前でのプレーとなりました。皆さんの声援はいつでも励みになりますし、期待に応えなくてはならない責任も感じています。そのせいで普段より少しだけ緊張したかもしれません。重要なポイントでは集中できましたし、運も少しだけこちらにありました。」と試合を振り返った。
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