男子テニスのボス・オープン(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)は12日、シングルス2回戦行われ、第1シードの
A・ズベレフ(ドイツ)が世界ランク91位の
C・ムーテ(フランス)を6-2, 7-6 (9-7)のストレートで下し、今季の芝コート初戦を白星で飾るとともに、10年ぶり2度目の初戦突破を果たした。試合後、ズべレフは「芝での初戦はいつも簡単ではない」と語った。
28歳で世界ランク3位のズべレフが同大会に出場するのは6年ぶり4度目。最高成績は2015年のベスト16となっている。
今大会から芝シーズンに臨んだズべレフは、初戦の2回戦で26歳のムーテと顔を合わせた。
初の顔合わせとなった2回戦の第1セット、ズべレフは1度ブレークを許すも、自身は3度のブレークに成功し先行する。
続く第2セットでは両者1度ずつブレークを奪い合いタイブレークに突入。ズべレフは2度のミニブレークを許してセットポイントを握られるもこれをセーブし、迎えた2度目のマッチポイントを取り切り1時間51分で勝利を収めた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはズべレフのコメントが掲載されている。
「芝での初戦はいつも簡単ではない。正直、試合内容はごく普通だったと思うけど、最終的に勝てたことが1番大事。自分で少し複雑にしてしまったけど、勝ちは勝ち。また明日プレーできるのが嬉しいよ」
勝利したズべレフは準々決勝で第6シードの
B・ナカシマ(アメリカ)と対戦する。ナカシマは2回戦で世界ランク68位の
L・ティエン(アメリカ)を下しての勝ち上がり。
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