女子テニスのHSBC チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、WTA500)は14日、シングルス準決勝が行われ、予選勝者で世界ランク86位の
T・マリア(ドイツ)が第2シードの
M・キーズ(アメリカ)を6-3, 7-6 (7-3)のストレートで破り決勝進出を果たすとともに、ツアー大会で約2年2ヵ月ぶり4度目の優勝に王手をかけた。
>>大坂 なおみvsサムソノヴァ 1ポイント速報<<>>大坂 なおみ、サバレンカ、ガウフら ベルリン テニスOP組合せ<<37歳で2児の母であるマリアは今大会、予選2試合を勝ち抜き本戦入りすると、1回戦で世界ランク30位の
L・フェルナンデス(カナダ)、2回戦で第6シードの
K・ムチョバ(チェコ)、準々決勝で第4シードの
E・ルバキナ(カザフスタン)を破る快進撃で4強入りした。
30歳で世界ランク8位のキーズとの顔合わせとなった準決勝の第1セット、マリアはファーストサービス時に85パーセントの確率でポイントを獲得し相手に1度もブレークポイントを与えず、リターンゲームでは第4ゲームでブレークを奪い先行する。そして第2セット、両者ともにキープを続け突入したタイブレークをマリアがものにし、1時間29分でストレート勝ちを収めた。
女子テニス協会のWTAは公式サイトにマリアのコメントを掲載。マリアは「最高の気分。落ち着いて、本当に決勝に進出したんだと実感するようにしている」と語った。
過去3度のツアー優勝経験があるマリアがツアー大会で決勝に進出するのは2023年4月以来となり、決勝では約2年2ヵ月ぶり4度目のタイトル獲得を目指す。また、決勝に勝利すると世界ランキングは自己最高位の42位に迫る43位となる。
決勝でマリアは第8シードの
A・アニシモワ(アメリカ)と対戦する。アニシモワは準決勝で第1シードの
ジェン・チンウェン(中国)を下しての勝ち上がり。
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