男子テニスのボス・オープン(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)は11日、シングルス2回戦が行われ、第3シードの
B・シェルトン(アメリカ)が予選勝者で世界ランク132位の
PH・エルベール(フランス)を7-6 (7-4), 7-5のストレートで下し初戦突破を果たした。なお、男子プロテニス協会のATPによるとシェルトンは今大会で、現在リベマ・オープン(オランダ/スヘルトーヘンボス、芝、ATP250)に出場中の
D・メドベージェフより好成績を収めた場合、次週更新される世界ランキングで初のトップ10入りが確定すると報じられている。
22歳で世界ランク12位のシェルトンは前週の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)4回戦で第2シードの
C・アルカラス(スペイン)に敗れたものの、同大会で自身初のベスト16進出を果たした。
そのシェルトンは今大会から芝コートシーズンに臨み、初戦の2回戦で34歳のエルベールと顔を合わせた。
この試合の第1セット、両者キープを重ね突入したタイブレークを制したシェルトンが先行する。
続く第2セットでシェルトンは4度のブレークポイントを凌ぎキープを重ね、リターンゲームでは第11ゲームでブレークに成功。直後のサービング・フォー・ザ・マッチを取り切り勝利を収めた。
オンコーインタビューでシェルトンは「シュトゥットガルトで初勝利できて本当に嬉しい。試合終盤の大事な場面で良いプレーができたし、芝に戻ってプレーできることが嬉しいよ。芝はまったく別のゲームだから、今週どんどん調子を上げていきたい」とコメントした。
なお、男子プロテニス協会のATPによるとシェルトンは今大会で、現在リベマ・オープンに出場中の29歳で世界ランク11位のメドベージェフより好成績を収めた場合、次週更新される世界ランキングで初のトップ10入りが確定すると報じられている。
シェエルトンは準々決勝で第8シードの
J・レヘチカ(チェコ)と対戦する。レヘチカは2回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク103位の
J・シュトルフ(ドイツ)を下しての勝ち上がり。
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