男子テニスのボス・オープン(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)は14日、シングルス準決勝が行われ、第1シードの
A・ズベレフ(ドイツ)が第3シードの
B・シェルトン(アメリカ)を7-6 (10-8), 7-6 (7-1)のストレートで下し、初の決勝進出を果たした。また、ズベレフが芝コートで行われるツアー大会で決勝に進出するのは約8年ぶりとなった。
>>大坂 なおみvsサムソノヴァ 1ポイント速報<<>>大坂 なおみ、サバレンカ、ガウフら ベルリン テニスOP組合せ<<28歳で世界ランク3位のズべレフが同大会に出場するのは6年ぶり4度目。過去1勝3敗と同大会では苦戦していた。
それでも、今大会は初戦の2回戦で世界ランク91位の
C・ムーテ(フランス)、準々決勝で第6シードの
B・ナカシマ(アメリカ)を下し4強入りを決めた。
22歳で世界ランク12位のシェルトンとの顔合わせとなった準決勝、ズベレフは15本のサービスエースを決めファーストサービス時に86パーセントの確率でポイントを獲得し、相手に1度もブレークポイントを与えずキープを続けた。
リターンゲームではビッグサーバーのシェルトンに21本のサービスエースを決められるなどし、6本のブレークポイントを全て逃したが、2度のタイブレークを制し2時間1分で決勝進出を果たした。
ズベレフが芝コートで行われるツアー大会で決勝に進出するのは、2017年6月のゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)以来、約8年ぶり3度目となった。決勝では芝コートで初のツアータイトル獲得を狙う。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにズベレフのコメントを掲載している。
「決勝に進出できて本当に嬉しい。2017年以来の芝コートの決勝だ。8年ぶりだね。このサーフェスでプレーするのが実は大好き。ドイツでまた決勝に進出できて嬉しい。楽しみだ」
勝利したズベレフは決勝で第2シードの
T・フリッツ(アメリカ)と対戦する。フリッツは準決勝で第4シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)を下しての勝ち上がり。
なお、ズベレフとフリッツは過去12度対戦しており、ズベレフから5勝7敗。直近4試合ではズベレフが4連敗中となっている。
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