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快進撃の19歳 敗退も「長い道のり」

ラファエル・ホダル
準々決勝で敗れたホダル
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は29日、シングルス準々決勝が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク42位のR・ホダル(スペイン)は第1シードのJ・シナー(イタリア)に2-6, 6-7 (0-7)のストレートで敗れ、敗退。「ATPマスターズ1000」初のベスト4進出とはならなかった。

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19歳のホダルが同大会に出場するのは今回が初。

2024年の全米オープンジュニア(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)の男子シングルス王者であるホダルは、今月行われたハッサン2世グランプリ(モロッコ/マラケシュ、レッドクレー、ATP250)でツアー初優勝を果たすなど急成長を見せている。

地元マドリッドで行われている今大会は、1回戦で世界ランク109位のJ・デ・ヨング(オランダ)、2回戦で第5シードのA・デ ミノー(オーストラリア)、3回戦で第27シードのJ・フォンセカ(ブラジル)、4回戦で同66位のV・コプジバ(チェコ)を下し、8強入りした。

一方、24歳で世界ランク1位のシナーは4回戦で第19シードのC・ノリー(イギリス)を下しての勝ち上がり。

準々決勝、ホダルは4本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに61パーセントの確率でポイントを獲得。シナーに9度ブレークポイントを与えるも、粘りのプレーを見せ2度のブレークに抑えた。

リターンゲームでは計7度のブレークチャンスを掴むなどあと一歩のところまでいくが、世界1位のシナーの壁は高く、1度もブレークをいかせずに1時間56分で力尽きた。

男子プロテニス協会のATP公式サイトにはホダルのコメントが掲載されている。

「厳しい試合だったね。ヤニック(シナー)は試合を通して本当に素晴らしいプレーを見せてくれた。多くの良い点があり、この試合から多くを学べたんだ。彼と互角に戦えた場面もあった。自分の実力を証明し続けるには、まだ長い道のりがある。良かった点を胸に刻んでいきたい。マドリードやバルセロナでは多くの試合を戦ってきた。今は休息を取り、しっかりと回復し、次の大会に向けて考えたい」

また、試合終了後にシナーは勝者恒例のテレビカメラのレンズに書くメッセージで「なんて素晴らしい選手なんだ!」とサインを残し、ホダルを称賛。さらに勝利者インタビューでは、ホダルに時間と余裕をもっと与え、プレッシャーをかけすぎないように配慮してほしいとも呼びかけた。

そのことについてホダルは「その通りだね。ツアー参戦1年目だし、今シーズンはまだ多くの大会が残っている。それにこれから先も長いキャリアがある。自分自身のレベルを向上させ、今回の経験から確実に学ぶよう努めなければならない。可能な限り最善の方法でこの状況を乗り越えなければならない。誰もが素晴らしいプレーをしていることを考えると、こうした結果が僕を実際以上に優れた選手にするわけではない。誰もが勝利を渇望しているのだから、僕は地に足をつけて、誰にでも負ける可能性があるということを自覚しておかなければならないんだ」とコメントした。

勝利したシナーは準決勝で第21シードのA・フィス(フランス)と対戦する。フィスは準々決勝で第11シードのJ・レヘチカ(チェコ)をストレートで下しての勝ち上がり。

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