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女子テニスツアーのBNLイタリア国際女子(イタリア/ローマ、賞金総額200万ドル、クレー)は5日、シングルス3回戦8試合が行われ、第4シードのV・ウィリアムズ(アメリカ)が、第16シードのS・ペア(イスラエル)を6-3, 6-4のストレートで下し、ベスト8進出を決めている。
3月に行われたソニー・エリクソン・オープン決勝で敗れて以来、1ヶ月ほどの休養に入っていたヴィーナスは、この日は堅実なサービスゲームでペアを圧倒した。
第1セットの自分のサービスゲームでは、わずか4ポイントしかペアに与えない内容でセットを先取したヴィーナスは、第2セットで1度だけブレークを許したものの、第9ゲームで決定的なブレークに成功しそのまま1時間20分で試合に終止符を打った。
世界ランク4位のヴィーナスは、準々決勝で第7シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)と対戦する。同ランク7位のヤンコビッチは、第11シードのY・ウィックマイヤー(ベルギー)を6-2, 6-0と、わずか59分で圧倒してのベスト8進出となっている。
ヴィーナスの妹であり第1シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)は、A・ペトコビッチ(ドイツ)を6-2, 3-6, 6-0のフルセットで下し、準々決勝進出を決めている。全豪オープン以来にツアー大会に出場しているセリーナは、今大会には主催者推薦で出場している。
この日の試合でセリーナは、世界ランク49位のペトコビッチに対し「鈍くなった」プレーで第2セットを落としてしまうなど、らしくないプレーながらも何とか勝利をもぎ取った。
「ものすごく鈍っていると本当に今日は感じたわ。」とセリーナ。「勝つことが出来て嬉しいわ。最低でも、もう1試合できることが保障されましたから。確実に必要なことだと思います。」
第1セットは5ゲーム連取などであっさりと先取したセリーナであったが、第2セットに入ると1-4と大きくリードを許してしまう。その後、ゲームカウント3-4まで追いついたセリーナであったが、直後にこのセット2度目のブレークをペトコビッチに許しセットオールとされてしまっていた。
セリーナは準々決勝でM・キリレンコ(ロシア)を迎え撃つ。2回戦で第5シードのS・クズネツォワ(ロシア)を破っていたキリレンコは、D・チブルコワ(スロバキア)を4-6, 6-1, 6-1の逆転で破り、ベスト8進出を決めている。
この他の試合では、スランプからの脱出を目指すA・イバノビッチ(セルビア)が第6シードのE・デメンティエワ(ロシア)を6-1, 7-6 (7-5)で破ったほか、MJ・マルチネス=サンチェス(スペイン)が第2シードのC・ウォズニアキ(デンマーク)を6-4, 6-2で破る波乱も起きている。
イバノビッチは準々決勝で、第14シードのN・ペトロワ(ロシア)と対戦する。ペトロワは2回戦でD・サフィーナ(ロシア)を破ったA・ドゥルゲグに6-0, 3-6, 6-2で勝利してのベスト8入り。またマルチネス=サンチェスは、第8シードのA・ラドワンスカ(ポーランド)を1-6, 6-3, 7-6 (7-1)で破ったL・サファロバ(チェコ共和国)と準々決勝で対戦する。
今大会の優勝賞金は35万ドル。
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