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（オーストラリア、パース）

８カ国代表によって競われるホップマン・カップ（ＩＴＦ公認大会）は５日目の３日グループＢの２対戦が行われ、クロアチアはインドに敗れ０勝２敗となり、決勝進出の可能性はなくなった。Ｓ・ミルザ（インド）とＲ・ボパンナのチームによるインドは、Ｍ・アンチッチ（クロアチア）とＳ・アンチッチの兄弟ペアによるクロアチアに対し2-1で勝った。女子シングルスではミルザがＳ・アンチッチを6-2, 6-3で一蹴、その後の男子シングルスではＭ・アンチッチがボパンナを7-6 (7-2), 7-6 (7-3) で振り切り、試合カウント１－１とタイになった。天王山の混合ダブルスでインドが3-6, 6-3, 7-6 (10-8)とフルセットの末に競り勝った。

またもう一つの対戦ではチェコがスペインを同じく2-1で下して勝利した。Ｌ・サファロバ（チェコ共和国）とＴ・ベルディフ（チェコ共和国）はともにシングルスでＡ・メディーナ=ガリゲス（スペイン）、Ｔ・ロブレド（スペイン）をそれぞれ4-6, 6-4, 6-4、7-6, 6-1で下し、その時点で勝利が決まったが、残る混合ダブルスではスペイン組が奮起し7-5, 6-2で勝利し一矢報いている。これにより、グループＢではインドが２勝０敗でトップ、チェコとスペインが１勝１敗、クロアチアが０勝２敗となった。４日に行われるスペイン対インド戦でインドが勝てば単独トップで決勝進出となる。

グループＡにはトップシードのロシアやディフェンディング・チャンピオンのアメリカなどがいるが、アメリカは既に決勝進出の可能性をなくしている。